いやー。今回のギフトショーは楽しかった♪
いつも気合いで臨むからお客様はいっぱい来てくれるし、意見や感想反省点など得るものだらけだけど、今回のやった感は格別だ。
まずはブース。
うちのブースしか見てないけど間違いなく一番目立っていたし、一番いい場所。
会場で受け付けして、視界に入らなかった人はいなかったんじゃないかとさえ思う。
前回のギフトショーのテーマ「素数ってなんだ」の答えが今回じゃないかな。
そして、素数ってなんだかわからないから近寄らない人たちと、なんだかわからないけど付き合ってみようか。って別れた前回。
今回は力業でなんだかわからないけど、知らないとやばいかも。と思ってもらえたのでは?
または、スクラッチのメーカーとして知ってる。こんな会社なんだ。とかね。
何回かスクラッチは展示会で見たけど扱わなかった。後悔してる。と言われた。
ざまぁみろ。
大きな会社の社長が来て、なんで自分の会社と取引していないのかと聞いてきた。
何度か商談しているが条件が合わず取引になっていないことを伝えると、自分の会社の営業が頭が固いと言った。
いい商品なら条件を譲るべきだったと。
でも、そんな会社は商品が売れて初めて振り向く。実績がなければ今回だって来ていないはず。
あのとき取引していてもスクラッチはいい加減な扱いしかしてもらえなかっただろうと改めて感じた。
スクラッチが売れたのは、売れるか売れないかわからないけど、面白そうだから一緒にやってみよう!と乗ってくれた多くのお店さんや問屋さんの熱意があったから。
そんなこともわからずに鉄の棒が売れたからといって類似品を出したり、取り扱いしたところで、今でも売れ筋にはできないよ。社長さん(笑)
日経トレンディーに載りました。新聞に掲載されてます。100万本売れました。という情報で取り扱いを決める企業より、商品に驚き、面白いと感じて扱いたいと言ってくれるバイヤーさん個人を信じたい。
売れ筋要素は企業にあるのではなく、商品とそれを扱う全ての人の熱意にこそあるのだ。
人の心が動かなければモノはひとりでには動かない。
実績や結果から心が動く人は半年か一年遅れでついてくればいい。
わずかなヒントから直感で心が動く人と面白い仕事をしていきたい。
そのために私たちも常に敏感に人の言葉や動き、流行や兆候を感じていなければならない。
学ばない人にはどんな情報も無意味だが、何かを感じようと心がけていれば、どんなに小さなことも大きな情報となり、そこからたくさんのことを学ぶことができる。
ギフトショーのように、たくさんの業種の人やエンドユーザーの声が聴ける場所では、学びのチャンスは無限にある。
知らないなら、わからないなら、迷うなら、たくさんの意見を聞けばいい。そんな仕事の仕方をする私には、この場所が非常に重要である。
さあ、これからはたくさんの意見を社員で共有して半年の仕事に最大限反映させる具体策を実行していこう。
これはそんなに楽しくなくて忙しい仕事(笑)
でも形にしなければ意見は無駄になる。
感じて考えることと、そこから地味な作業に落とし込んでキチンと形にしていくこと。それができたら今度はその商品がどんな意図をもって企画されたかを伝えられるように営業企画を立て実行すること。
うん。忙しくて当然だ。
とてもやりがいのある仕事に就けて、いややりがいのある会社が作れて、私は幸せだ。