まじめなはなし | 深夜のしゃべりたい欲を満たすひとりごと

深夜のしゃべりたい欲を満たすひとりごと

記憶力皆無の脳を助けるための日記

今日はなんとなく会って話しを聞いてみたい社長さんがいたので、ちょっと前にアポをとってゴーしてみた。


特別商品を案内するような商談じゃなくて、ほんと、いろいろ話をきいてみたい。っていう感じ。


お取引先様なんだけど、そこの会社とは3年以上取引あるけど、社長さんときちんと話をするのははじめて。


うん。かなり勉強になったし、自信もついた。


どんな話だったっけかな~(笑)


まぁ、社員が増えたりすればしたで大変だし、やりたいことをやるなら一人が早いじゃん?だけどそれが二人になったら意見が割れて100%はできなくなる。それが50人になれば50人分の意見もあるだろうから思うようにならないことだらけ。

仕事にしても、ものを売る仕事がしたいなら、社員がいっぱいになっちゃったらマネージメントやら資金調達やらで売る仕事は自分はできなくなる。

もともとがマネージメントやら経営がしたい!って社長ならいいけど、営業がしたい!商品開発がしたい!っていう社長ならば人員が増えることで悩みの壁は厚くなるものだ。

会社として何がしていきたいか、そして個人として何をしていきたいかによって、他の企業と比べるのではなく、その個人・その会社の幸せを見出せるようにしていくのがいい。


というような話だったと思う。


そうそう、そこの会社は30人の社員に対して新卒を4月に23人採用したの。


不思議な感じがしたし、何をしたくてそんなことしたのかが知りたくてアポとったんだった。


まぁ、自信を持ったってゆーのは、なんとなく15人とか20人とかそのくらいの人数で、うちの会社はずっとやっていきたいなぁ。って気持ちなんだけど、その「なんとなく思う」というのが大切らしい。


まぁ、私は社長じゃないからなんなんだけど、社長の思う「なんとなく」は当たるというか、「なんとなく」が当たらない人は社長としてダメみたいなことも感じたなぁ。


うちの会社を振り返って、シャチョーのなんとなく、根拠はいえないけど。っていうことに対して、わたしも、シャチョーが言ってるんじゃきっとそーなんでしょーよ。やりまっせ。ってことだらけ。

先なんて誰にもわからないんだから、道しるべは「なんとなく」しかないんだよなぁ。これ実感。


危険なことを回避するときも、なんとなくがひらめいて、今、これをしとかないとなんとなくヤバイ気がする。

を原動力に動いて結果あぶなかったね。あんときやっとかなかったら大変だったね。なんてことだらけ。


もうひとつ面白いことを言ってたなぁ。


1000人、10000人の会社にしたい。とか、上場したい。みたいな社長は最も悲惨な体験をすることになるかもしれないから、20歳までに育った環境にそーゆー悲惨な体験をしたことがある人のほうが向いている。

みたいな話。

きっとハングリー精神みたいなものだと思うけど、どんだけ人に裏切られてもなんとも思わないような鋼の心臓だったり、リストラやってもヘッチャラな精神力だったり、そーゆーのはやっていく中で生まれるものじゃなくて、幼少のころのハングリー精神の源になる悲惨な経験だったりする。みたいな。


のほほん家族とのほほん学園で育った私の思う限界と、漁師町から家出してきて風俗で金ためて生爪剥ぐような思いで会社を起こした。みたいな人が思い描くものは全く違うだろうし、同じ土俵で戦わなくちゃいけないなら、きっと私は「どーぞ、どーぞ。そんなに私、やりたいわけじゃないんで・・・」って譲っちゃうのが見えるもんなぁ。


まぁ、いっつもやりたいこととか、これからどうしていきたいか。って話は困っちゃうんだけど、みんなが幸せでいれば何より。って思ってるんだから身の丈を知った商売をしていく。っていう、今のスタンスが正しいんだろうなぁ。


他人や他企業との比較ってまずしないし、売り上げであろうが、規模であろうがどーでもいいし、働きやすい環境と満足のいく収入以上に手にしたいものはない気がするもんなぁ。


まぁ、そんな泥のような地盤に築いてる「がんばってる会社」だから、あんまり上に乗るものがでかくなると、ズブズブになっちゃう。ってことなんだと思う。


その社長さんは面白い人で、振り返ると17人でやっていたときがイチバン楽しかった・・・言えないけど(笑)。

でも、社員いっぱいになっちゃてこれからやろうと思うことは、大きな目標に向かっていかなければならないし、自分の仕事や立場、求められるものは変化したけれども未知への挑戦という意味で、グダグダ考えても仕方ないことは全く考えないことにしたんだ。とも言っていた。もっともだ。

やっちゃったんだから進むしかないもんね。


あと、きっとその会社は7年目くらいだと思うけど(調べろよ!私)、「まだスタートしたばっかりだ」ということも何度も言っていた。


人を使ってまで手に入れたいものはないなぁ。人と協力してお互いにいいことがあるならいいなぁ。って思ってるから。

だから、うちには大量の人材はいらなくて、思いを一つにできる気の合う仲間、意見交換を本気でできるパートナーだけが必要なんだなぁ。なんて納得しちゃった。


たまに本なんかペラペラ見たりするけど、やったことないことが成功する話はぜったい載ってるわけないんだよねぇ。書かれてる時点で過去じゃん。

過去に成功したことは参考にならなくて、だけど過去に失敗してそれを乗り越えた話は参考になるかも。

もちろん、今どっかが成功してるなんてのはイチバン何の役にも立たないことだなぁ。


本読んでなくても、セミナーみたいのに参加しなくても、原始人が火を使うようになって罠をはるようになって、貨幣が生まれ、貧富の差ができ・・・みたいな進化を体感することはできるんだよねぇ。逆に本読んだって体感してないことは本当に共感なんてできないから意味ないしね。


不倫したことない人に不倫の歌が共感できないのと一緒かも。


まぁ、私は社長じゃないけど、なんとなくでしか動けないから、これからも思ったようにやればいいんだ。ってことだよね。きっと。当たるし、外れたら嫌だからなんとなくやりだしたことは形にするし!強引にでも正しかったことになるようにすればいいってことだ!