2時間ほど読みふけってみた。
中学1~2年の頃と思われる友達との交換日記や、高校2年~大学1年頃の不定期な日記や詩がごっちゃに書いてあった。
字が汚いから読みにくいけど、いい言葉がたくさんみつかった。
考え方はやっぱり変わっていなかったけど、「不安」とか「自信が持てない」「デブ」「ブス」「バカ」っていっぱい書いてあった(笑)
外見的なコンプレックスってないと思ってたんだけど、思春期にはそれなりにあったことに驚き。忘れてましたん。
友人にも恵まれ、毎日楽しく過ごしてたと思ってたんだけど、いろいろと悩みがあったようで・・・忘れちゃうもんだねぇ。
もし、今悩んでる思春期の人がいたら、こんくらい忘れちゃうことを教えてあげたいくらい。
ちょっと生生しい初体験の話や、ファーストキスなんかも書いてあって、ホントに記憶にないからドキドキしながら読んじゃったよ。自分のことなのに(笑
面白かったのはやっぱり恋愛系で、「本気でスキ」みたいなのの3ヶ月後くらいには「あんなにスキだったのに、大嫌いになるなんて驚き」みたいのがあって、読んでる私のほうが驚いたっつーの!
未来に対してはずいぶんと悲観的な考えが多くて、後悔をしないために・・・とか、いいように考えると実現しなかったときショックだから・・・みたいにずいぶんと暗いやつだったんだなぁ。って思う。
スーパーポジティブシンキングだった記憶があるんだけど、どこで摩り替わったんだか不明。
GO-BANGSやら音楽が心の支えだったようで、夢はレスラーになること。その他は友人の考えに対しての意見や、何を目指せばいいのか。みたいなことがたくさん書いてある。
今、ここに書いているようなことだね。
詩が多くなったのは「谷川俊太郎」の「魂のいちばんおいしいところ」を読んだ影響だと思われる。
面白いような話やエピソードが何も書いてない。
八方美人で心を他人に知られるのが嫌。みたいな、「え~~~??そーだったっけ~~??」ってことも書いてある。
最後のほうには、「捨ててしまったものの重みや今の痛みを忘れずに、後悔のないように生きたい」みたいなことが書いてある。
あらやだ、うっかり全てを忘れてしまっていた・・・
比較的前向きな詩をひとつここに公開しときますわ。
流されるままに
自然に本能で生きてきた
気付くと流れてはいなかった
ただの池に浮かんでるだけだった
そしてこの先は
湖に浮かぶだけの人生が待っていた
海にすら通じていないこの池の上で
いつかくる大波に身を任せたいと
思っていたんだ
いくら待っても波などこないのに
今 泳ぎだそう
この池を出て 海へ出よう
海でただ浮かんでいたら
波の力でくだけてしまうかも
泳ぎ続けなければ
生きていけない世界
力尽きればくだかれ
二度ともとには戻れない
でも
波のたたない池で大波を待つより
海で泳ぎ続けよう
力尽きくだかれてしまうまで・・・
プロレスの練習生になって、練習を始めている頃だからやる気に満ちているんだけど、それでも「くだかれてしまうまで・・・」って暗いんだよなぁ。
でもいい詩だなぁ。