なんなんだか・・・ | 深夜のしゃべりたい欲を満たすひとりごと

深夜のしゃべりたい欲を満たすひとりごと

記憶力皆無の脳を助けるための日記

おじいちゃんが去年死んじゃって、それまでは親戚が死んじゃうことってなかったんだけど、今年に入ってから今日の連絡で3人目。
みんな長生きだから、おじーちゃんも90過ぎてたし、親戚の亡くなった人たちもおばあちゃんの兄弟だから80前後。今日連絡きたのは那須のおじさん。
那須にいったときにホットケーキ一緒に食べたり、迎えにきてくれてた爆発的におもしろい、あのおじさんなんだ。ショック。
那須のおじさんはのぶおじちゃん。いつも年上の人にも私たちにものぶちゃん。って呼ばれてた。
正確には血縁じゃないんだけど、戦争で孤児になっちゃって依頼、中学生のころから家の親族みたく一緒にいたの。
若いときの写真ではすごくかっこよくて、モテたんだっていつも自慢してた。
確かに家にはありえない彫りの深い顔だもんね。
たくさんお酒を飲む人で、ほんとにちっちゃい頃からのぶちゃんイコール酔っ払いだと思ってた。
おばあちゃんは4姉妹なんだけど、それプラスのぶちゃんってメンバーでいつも旅行にいってた。みんなが元気だった頃は。
おばあちゃんがボケちゃったときも、一番相談に乗ってくれて、うちのバカオヤジが役に立たない分、代わりにお母さんを支えて相談相手になってくれて。
親戚中の精神安定剤みたいな人だった。
最近は会うたびにじゅんはイイ男がまだみつからないのか?って心配しててさ。親戚が集まるとかならず隣に呼び出されてその話。
きっと8年くらい言われ続けてた。
予定はないけど、結婚式に招待したら泣いて喜んでくれただろうな。
だけど不思議なことにのぶちゃんの家族には一度しか会ったことなくて、のぶちゃんだけがうちの家族で、のぶちゃんの家族はうちと親戚付き合いはしてなかったの。
のぶちゃんが亡くなったのは7日だったんだけど、知ったのは今日。
奥さんが創価学会だから私たちは葬儀に参列もできないんだって。
おばあちゃんの妹が亡くなったときには誰より悲しんで、残された姉妹を励まして旅行に連れ出してくれたのに。
葬儀には行かれなかったけど、故人を偲ぶことは一人でもできるから、今ひとりで喪に服しているのだ。仏壇もないここから、おじさんに私の感謝と後悔の気持ちが少しでも届きますように。
痩せちゃったからだれもお見舞いにきちゃダメだっていってて、特に4姉妹たちは自分のほうが年下だからショック受けるといけないからって。
気遣いとユーモアは天才的なのぶちゃん!
本当にたくさんの愛を私たちに注いでくれてありがとう。
天国でも人気者になるだろうけど、たまには下界の私たちのことも覗いてね。
お墓は別だけど、うちのお墓参りのときはのぶちゃんもそこに入ってると思って拝むからさ。戒名も、なんかおもしろいの自分で考えてたもんね。あれはうちのお墓に書いとくよ!!
本当にありがとう。安らかに眠ってください。