夏が終わる。
大切なひとときが、流れゆく。
今年の夏は一度だけ。来年は、また別の夏。
毎年恒例だった富士急も、皆で行ったキャンプも、大好きだった公園も、
もう、遠い思い出。
......終わりがあるのって、やっぱり寂しいけど、
終わりがあるから、こんなにも焦がれるのか、と思う。
年々、誰かと一緒に居ることが減ってきて、
今年なんかは、ほとんど家で勉強だった。
自分は、なんて馬鹿なんだろう。
友達の誘いを蹴ってまで、やらなければならないことって、一体なんだ?
浅はかに、今を捨てる。
そんなの、間違ってる。
あの、少しすっぱいけど、からっとした夏のにおいを、もう一度感じたい。
勉強とか、恋とか、そういうのはもういいから、
もっと、素直に生きたいです。