生まれ故郷を去るということが、こんなに後ろ髪を引くものだとは思いませんでした。


午前4時。まだ暗い中空港へ向かい、9時には手続きを済ませ…
ホームから、嵐のように吹き荒れる風と豪雨・雷を眺めていました。

1年卒業を遅れらせる、という決断は断腸の思いでしたが、ついに念願の、ドイツ留学の旅が幕を開けました。
留学までの道程は本当に険しく、「書籍化できるんじゃないか」と思うほどでしたが
これからさらに自分の可能性を広げられると思うと楽しみで仕方ありませんでした。

Unter den Linden


一人で海外に向かうのはもちろん初めてでしたので、緊張も一入。
しかしフランクフルト空港までの飛行機では日本人のスチワーデスもいましたし、日本人の乗客も2.3人見られましたので少し安心しました。

機内では映画を見たり、参考書を読んだりしながら時間を潰し…
機内食(勿論Deutsches Essen)もぺろりと平らげ、11時間後にはフランクフルトに到着しました。

旅行会社から「当日になって搭乗口が変わる場合が良くある」と聞いていたので、フランクフルト空港内の電光掲示板で自分の便がどこから出るのか確認しました。
チケットと見比べると、特に変更はない模様。

Unter den Linden
ターミナルAの42…計28㎏の荷物を運びながら一番端まで来ました。
フランクフルト空港はヨーロッパの中でも3本に指にに入り、
ドイツでは最大の空港。端から端まで歩くのは一苦労なのです。

「やっと着いた…。」椅子に腰を掛け、一息ついた後
ふと電光掲示板の行き先欄を見ると、

「Warschau」 と書かれてました。

ワルシャワ!?何故!?Stuttgartのハズじゃ…
とりあえず現地のスチワーデスに尋ねてみると、
チケットに直接ボールペンで新しい搭乗口を書き始めました。


Unter den Linden


Aの18だと!?必死に来た道をまた戻らないといけないのか…。
疲労と焦りでイライラしながらも、なんとか目的の飛行機を発見。
※そのためフランクフルト空港内の写真はこれしかありません。

Unter den Linden



フランクフルトからシュトゥットガルトまでのフライトはわずか30分。
「DBで来た方がよかった…」と思いつつ、今夜泊まるホテルを探す。

しかし、どの出口から出ればつくのかわからず、しばし空港内で迷ってしまう。
その間募金(?)だか署名だかの勧誘を受けるも「Nein, Danke」と躱しつつ、とりあえず外に出てみる。



するといきなり目に入ってきた綺麗な建物。

Unter den Linden


「Mövenpick Hotel…。ここか!」 難なく見つかりました。


Unter den Linden Unter den Linden

さすが4つ星ホテル…。ちょっと入りづらいものがあります。

中に入ると、左手にPCエリア、右手にバーがあり受付がどこにあるかわかりませんでした。
祖父曰く「旅の恥はかき捨て」。Putzfrauに受付の場所を尋ねてみる。

チャックの際にいきなり50ユーロを払うように言われ、「え?」って顔をしながら何故か何度も尋ねると
ようやくその50ユーロがデポジットの分だということが分かり。。。
真横で予約してるビジネスマンにじろじろ見られながらも何とか部屋の鍵を得られました。


ここは本来ビジネスマンなどが泊まる上級ホテル。
どう考えても自分にはもったいないし、非常に場違いな感じが溢れていました。


扉ひとつとってもかなり荘厳な作りです。
※勿論オートロック付き

Unter den Linden


部屋の中はというと…



一人で寝るには大きすぎるベッド、馬油のシャンプー、充実したミニバー…
「もう、ここに住みたい。」と思わせるお部屋でした。
ドイツのサービスは悪いと聞いていましたが(※実際そうですが)、さすがこのレベルのホテルなら日本と同じレベルのサービスが望めます。

無線LANが使えないのが残念でしたが、原話が使えたので家に到着の報告をした後、ミニバーを堪能してシャワーを浴び眠りにつきました。

受付の際に「朝飯は直接レストランに来るか、電話で注文してくれ」と言われていたので電話の方にしました。
電話だと勿論音質も悪いしドイツ語がかなり聞き取りにくくなります。
頑張って何とか注文終了。料理はもちろんドリンクや紅茶の種類まで選べるのは驚きでした。


Unter den Linden

注文して約20分後、メイドのような人が机ごと朝ごはんを運んでくれました。
きっちり全部食べて10時ごろにはチェックアウト。


至れり尽くせりの一日目は幕を閉じました。


ドイツでの会話は日本ではなかなかできなかったので、初日はいい復習になりましたね。

大変勉強になりました。