起こらなかったことへの哀惜 一雨ごとに…などというが今日はそんな寒さだった。季節は着実に歩を進めているが、私はどうだろうか。冬が近づいて年の瀬となりまた新たな歳を重ねるとして、その分だけ前へ進んだといえるだろうか。 ああすればよかった、こうしたかった、あのときもしこうだったら、などと早くも今年の出来事に思いをはせるが、季節が戻らないように私の過ちも戻らない。反省したって還らない。 ああこうやって人は人生を積み重ねて愚かになっていくのだろう。私もちょうどいい具合に愚かであるのだとそう信じたい。