世界を恨むな | 日々是非可換   -非可換な私の雑記ー

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今日あったこと、昔の出来事、未来への思い、考えたこと、考えなかったこと、手慰み、記録、思いつき、思い出。非可換な私が送る非可換な日々を書き記します。公開しているけれど公開が目的ではありません。後悔はします、多分。

 久しぶりに鬼ヶ城を目指して歩いた。途中からいつものようにまず狩音山を目指すが、分岐辺りから風が強く吹く音が響いて気持ちが萎えることも多い。今日もボアボア鳴っていたが挫けず歩いた。

 今年は登山道が荒れることが多い気がする。多分台風が多かったせいだと思う。直撃しなかったから雨は少なかったが、風はよく吹いた。その分だけ木々が折れ登山道を荒らしたのだろう。

 道中「ニートハロワ」と「せっかくチート」などのことをボンヤリと考えながら歩いた。「ニトロワ」じゃなくてむしろ「ニーハロ」だろうとか、俺なら「せっチー」だなとか。くだらないことを考えていると時間はあっという間に過ぎる。敢えてゆっくり歩いたのに、狩音山の頂上は体感時間であっという間だった。

 水を飲んですぐに降りる。もちろん続けて鬼ヶ城を目指して。

 鬼小屋を過ぎて、後ろからハイペースの登り人(のぼりびと)が迫ってきた。なんか悔しくなって、息が切れるくらいにペースアップして、なんとか頂上まで先行した。「お疲れ様でした」と声を掛けたが、その人はそのまま縦走路を竜王山方面に下って行った。敗けた感がある。

 一人の時は山頂で時間を使わない派の私はさっさと下る。下る。下る。

 駐車場近くになって、膝が痛くなってきた。昔は平気だったのに、鬼ヶ城は険しくなったのか。いや変わったのは鬼ヶ城ではなく私なのだろう。ふと「世界を恨むな」という言葉が心にフラッシュする。

 思うに墨村正守は善人なのだろう。良守の苦悩よりも正守の選択が物語になりやすいとさえ思う。

 正守が時守に出会ってよかったと、そう思う。

 そんなことを考えながらいつの間にか駐車場まで戻った。また近いうちに鬼ヶ城を歩こうと思う。