なんと5ヶ月も放置ブログ…。

さて、息子に肝臓を移植するドナーは誰になるか?の続き。

夫は自分でも健康体でないことをわかっていて、
申し訳ないけど君がドナーになる方がいいだろう…と。
もちろんそのつもりだった。

様々な検査を経て出た結果は、

ドナー適合」

やったぁーーーーーー!!!爆笑


移植予定日は1月4日。

12月20日に町医者に行き、
22日に国立医療センターに運ばれて…
2週間弱で移植。

これは異例のスピードらしい、

それだけ一刻を争うってことか。

しかし!
世間的には異例のスピードかもしれないが、
「いつ肝臓から大出血して急変するかわからない」生後3ヶ月の息子をICUでひたすら見守るには、2週間弱は決して短くない期間…。

毎日毎日、ベッドサイドで号泣しながら息子の手足をさすっていた。

周りを見ると、やはり重篤そうなお子さんばかり…ICUだから当たり前なんだけど。

でも、こんなにもずっとずっと泣いてばかりの親は私しかいないように見える。

ICUにいるということは、命に関わる重篤な事態であるということ。
子どもがそんな事態なのに、みんなどうしてそんなに普通にしていられるんだろう…?

内心全然普通じゃないのかもしれないけど、当時の私は目から涙が出ていない時間の方が少なく、
私はダメだなあ…弱いなあ…なんでみんな泣かんといられるんだろ…
としか考えられなかったガーン

ここで私の光になってくれたのはスーパードクターK先生。

小児肝移植では実績世界一の先生。ちょっと神がかってる。

私が泣きながら「息子は助かりますか…?」と聞いても、他の先生方は

「…全力は尽くします」

としか言ってくれない中、K先生は

「大丈夫、必ず治して返しますから。心配しないで」

と力強く答えてくれたえーん

もちろん、医師としてのリスクマネジメントを考えると、断言はしない方がいいだろう。
それを押してでも、患者家族の不安を払拭しようとしてくれる先生が私には神に見えたラブラブ

ちなみに私はO型、息子はB型と、血液型は違う。
でも移植には問題ないとのこと!!!

血液型よりも、HLAという白血球の型が重要らしい。そして、私と息子のHLAは、かなりの部分一致しているらしい!!!
やっぱり私がドナーになって正解だったキラキラ

ただし、血液型の違いにもいろいろ種類があって、
私がO型だから良かったけど、これが逆で、私がB型、息子がO型だったら少しめんどうくさいことになったらしい(移植自体はできるけど)。

「O型の血は誰にでもあげられる」とか聞いたことあったけど、こういうことなのか…
昔は「あげられるけどもらえないなんて損やん」と思ってたけど、今はO型でほんとに良かったと思う。

さて、肝心の移植。

まずは手術着に着替え、処置室に運ばれて、
硬膜外麻酔を入れられる。
無痛分娩とかに使うアレ。
手術自体は全身麻酔だけど、手術が終わって目覚めてもしばらくはかなり痛いので、その痛みを防ぐために今硬膜外麻酔を入れておくらしい。

これがつらかった…
最初に背中の表面に麻酔を打つので、痛みはないのだけど、
硬膜外麻酔の細い管が背中をツツーッと進んでいく感覚が気持ち悪い!
しかも時々、神経?みたいなとこに触るのか、ビクっ!!と身体が反応する。
麻酔してもこんな感覚は残るのか…。

まあなんとか無事に?硬膜外麻酔も終わって、
いよいよ息子が手術室に入っていく…
私は泣きながらそれを見送り、次は私に全身麻酔がかけられる番。

実は以前、骨髄バンクを通じた骨髄移植のドナーになったことがあるので、
全身麻酔は初めてではない。
なので全く自分のことに不安はなく、
とにかく息子を助けて欲しい一心。

「はーい、麻酔入りますよ~、10秒数える間に眠くなりまーす」

と、麻酔科医?が軽い調子で告げてくる。

10秒もかからない、あっという間に天井がクルクル回る感覚があり、意識が遠のいていく…。

「息子をよろしくお願いします!!!」

と言い残し、私は深い眠りに落ちた。