またある日一人でお外を歩いていた時のお話。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 
わたしにも、オフィスカジュアルで毎日ラッシュ時間の電車に揺られて
何十人のチームと定例会議をしたり
顧客を伺って要件整理したり技術仕様を相談したり
商品解禁時には自分の作ったものが出来上がった喜びを分かち合っていた日々もありました。
 
チームに属し、会社に属し、社会に属することは本当に幸せだった。
文句を言われても性格が合わない人がいても浮いていても
社会の一員として結果を出せることがうれしかった。
 
一番可愛い服を着て、相手を圧倒させつつ説得力を持たせて
安心感を与えられること
 
一緒にものを作っていけること
今でもその中に飛びたくなることは多々ある・・・
どころか毎日です。
 
 
 
 
だけど猫はしっている。
 
 
 
 
あのきらきらの仕事場、お外から見える会議室の外にでると
あの人たちは腰が痛いんだ。
 
何度もその道を通ってきました。
 
目の下にくまを作って
疲れた顔をして
何が幸せなのかわからない顔をして歩いている社員
 
坐骨神経痛になり腹筋は弱り膝を痛めて
体にド負担になるデスクワークをして
仕事に没頭してる最中はドーパミン出てるから気づかないんだけどね。
 
 
 
 
 
そんなこんなで
きらきらきれいだな、憧れるな と思っても
 
 
「腰、痛いんだよな・・・」
 
 
と思い返して憧れるのはやめるねこ。
 
そんなねこが通った銀杏並木でした。
東京には素敵なオフィスがあるものだ。