2002年のK-1MAXで、

魔裟斗がクラウスにやられたときのショックは今でもある。

2004年のブアカーオの圧勝にも。



正直、吉田沙保里選手には思い入れはあんまないんですが、

なんだか泣けてくるのはそういう感情を思い出すからなのかもしれないです。

絶対王者と呼ばれた人の敗北は衝撃が大きい。

長谷川穂積のV11戦のノックアウト負けも目を疑った。

勝負の世界の残酷な現実に、

彼らは毎日立ち向かっているんだって事実が、

どうにも僕の胸を捉えて放さない。

甘ったれてんなぁ俺、と思う。



少なくとも数千万人が視線を注いでいるその闘いに勝つって、

どんなにすごいことか。

僕が日々感じている何かしらのプレッシャーなんかプレッシャーじゃないですね。

期待がかかる中で実力を発揮して勝つためには、

思考を変えなきゃならんです。

どこにフォーカスするのか。

何を、やる、のか。っていう。

須藤元気さんは現役時代は、

自分の魂との闘いだったと語っていたけど、

その意味が最近少~しだけわかりはじめてるかも。



くだらねぇことにクヨクヨしてる自分が馬鹿馬鹿しくなってきた。

自分の役割はなんだ?

わかっているのならやればいい。

小さい人間になってはいけない。



現在不思議な方向へ枝葉が伸びて、

思いがけない自分の姿になりそうな雰囲気です。

まだまだ混沌の中に溺れていますが(笑)、

必然とも呼べるこの異空間に、

むしろ何かの意味を読み取らずには居られない。

じっとこらえて、

往くべき方向を見極める感じ。

なんか、もう、

たまらんな。

合掌。

自分はここに居ります。