舞台観てきた。

中学生の孤独について直球で描いた作品。

ガチャガチャしてて整っちゃいないんだが
何をしたいのかがとても明確で、

むしろそこが良かった。



孤独を痛いほど味わってきた人間なら、

きっとAくんの気持ちがわかるはず。



カオスの中にドンッと一本の柱が立っているのがハッキリと見てとれる。

それがいいね。

そういうのいいね。



久しぶりに自分と登場人物(まぁ登場しないんだけどAくんは)を重ねて、

涙が出ました。



観劇後に中野駅で電車を待っていると、

駅前で選挙がどうのとやっている。

何故、国民が選挙に行かないのか、

Aくんメモにもヒントはあると思うんだが、

こんなに近くでやっているメッセージ性の強い良作に、

通りすぎる人々は出会うこともない。

なにか、

すれ違っている。

惜しい。

国、国民、演劇。

これらが出会う日は訪れるのか?