演劇は非現実であるわけです。

有りもしない人物を好き勝手に作り出して、

面白くなるようにいろいろやらせる。

だから面白いわけですが、

時として現実は非現実を超えます。

時として、というか、

もうホントそこかしこで非現実を超えているのを目にします。

これは僕だけなのか、

僕の周りにはこれまで、

驚くべきニンゲンたちが無数に出現してきました。

無数に、です。

これを偶然とするか必然とするか、

今はその判断をしかねている。

現実とは??

非現実とは??

数々の作家たちの想像を遥かに凌駕した事実が、

ここにはあるのでした。

演劇の世界の方がよっぽど平和です。

現実の方がよっぽど演劇的。

どうにか芝居にできないかと、

日々悩むのでした。

嗚呼、台本を書けない人のもどかしさ。

ペンを、

とって、

みるか。