近所でウグイスの鳴き声。

例え大地震が起きたって、

地球はこれまでと同じに回り続け、

自然は雄大にそこにあり、

生命は引き継がれる。

命の力強さと、

儚さと、

美しさと、

なんかそんなもんを感じながら、

あたくしは洗濯物を干すわけで、

やはりあたくし自身も、

生命としての仕事を当たり前にやっているんです。

人がたくさん亡くなった一方で、

あたくしは今までどおり生き続けるんですね。

空は青く、雲はゆっくりと流れ、

春風が草花の匂いを運びます。

あちこちで鳥の鳴き声、

蜂が花粉を運ぶ羽音がします。

ふと、

あ、春なんだ、と気付く。

もやもやとした悔しさを感じつつ、

自分が生きていることを幸せだなと思う。

生きるってのは、

一体なんなんだろうなー。


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