この作品の笑いは好きです。
そして切ないストーリーも。
自分を必要としている人たちは、
自分を必要としているんじゃなくて、
自分の中にある秘術を必要としている。
その秘術は、自分は必要ないのに、無関係なのに・・・。
と、
周りと主人公の気持ちのすれ違いが生まれる。
そんな中、主人公が出会った、その人は、
自分の中にある秘術でしか救えない命。
周りの想いとは違うところで、主人公はその人のために、
自分の力を使いたいと思い始める。
そんな、もの寂しいストーリーがたまらなく悲しく美しい。
そんな物語が書けたらいいのになぁ・・・。