詐欺には絶対引っかからないぞ!と変な自信があった私。
今朝インターホンがなり、パッと見配送業者の人かと思い 出てしまった。
基本営業系の人には対応しない。
「後ろのお宅を工事しているものですが、お宅の屋根壊れてますよ」
普通「いやいや、、あなた詐欺ですよね」と思っても良さそうなシチュエーションだが
実際、うちの屋根はもうボロボロの状態。
一昨年、大手工務店で一部修理してもらい、残りはまた今度お願いすることになっていたけれど
一部修理が200万近くかかり
残りが400万の見積もりで見送っていた(これも詐欺か!?笑)
そんなこともあり
「外からよく見えるので壊れている箇所教えてあげますよ」
なんだかんだと話しをされて表に出てしまった
「ほら、あの部分。さっきから風が吹くと浮き上がってます。後で、裏のお宅の作業が終わったら打ちつけてあげますよ」
その時は無風で浮き上がりは確認できず。
作業着姿の若いお兄さん、親切に言ってくれるのだが
「お宅に脚立ありますか?あればそれ使って上に上がりますよ」
私「ありますけど、家庭用の脚立で、あそこには上がれないでしょう」
お兄さん「じゃぁ、うちの脚立持ってきます」
ここでちょっと違和感。
なんとなく断ることが出来た感じ。
そしてお兄さんは
「工務店とかでお願いすると高くつくので、板金屋に頼むといいですよ。ネットで検索すると色々出てきますからね」
と言って去っていった。
あっさりと去っていったので、逆に本当に親切で言ってくれてたのかも…
お願いした方がよかったのかな…
いま、色々と入り用なのに屋根修理の費用までは無理だ…モヤモヤ…
いくらかかるかは聞かなかったけど、急場凌ぎだけでもしておいた方がよかったかも…等々
それは午前中のことだったのだけれど
このあと、営業の人かな?と思える女性が二回もやってきた。
私はシカト決め込み対応しなかった。
その時点では、なんの営業の人かもわからなかったけれど
もしかしたら…
この段階で、ようやく
あのお兄さん、やっぱり詐欺だったのだな。
と気づくのである。
そして、屋根直さないと、というストレスからも解放された感じ。
(雨漏りするまで頑張る←)
話しをしたのは午前中のお兄さんとだけなのに
午前と午後で自分の気持ちが全く違っていることに驚く(自分のことなのにw)
詐欺に引っかかる時って思考が一旦停止してしまった状態なのかな。
変な情報を刷り込まれてパニックになってしまう。
今までは柔軟に対応出来てきた私だけれど
加齢の影響か、判断力が鈍ってきた気がする。
夫は随分年上で、近い将来長い(老)女一人暮らしになることは必至
今回のことはたまたまで、これからは何があっても冷静に判断しなければならないと肝に銘じる。
大丈夫か?自分。
胸がギュッと締め付けられる出来事であった。