ミニチュアダックスのレッドの男の子。
小さな頃から犬と暮らす事が夢だった私ですが、実家では飼うことができませんでした。
家の近くにあったデパートの中のペットショップ。
小さな頃よく行ってたなぁ。
ガラス越しだけど、可愛い子犬達に会いに通った私。
ただただ じーーっと 子犬を見ているだけの子供(当時幼稚園5歳)の私に、
店員のお姉さん(イヌのおねえちゃん)は嫌な顔ひとつせず、
時々優しく話しかけてもくれて、
もっともっと犬が好きになりました。
私はそのデパートに買い物に行くと、必ずそのペットショップへ寄りました。
小学生になり、中学生になり、高校生になっても。
(常連のくせに何も買えない買わんのかいガキ
)
そんな迷惑な、客でもないガキんちょの私なのに、
“イヌのおねえちゃん”は仕事の合間には時々『犬を飼うということ』を教えてくれたりもしました。
そして、
18歳になってすぐ
実家を出た私の向かった先は
小さな頃から通い続けたあのデパートのペットショップ。
そこで出会ったのがゴン太でした。
いつもはガラス越しでしか見つめる事が出来なかった子犬を、初めて抱っこした時の感動が忘れられないでいます。
小さくて、柔らかくて、人懐っこくて。
緊張からか嬉しさなのか、ドキドキした。もうそこから私の家族になったゴン太。
イヌのおねえちゃんも すっかりイヌのおばちゃんになってたけど
変わらず居て、変わらず優しくて、
一緒に喜んでくれました。
それから私は引っ越して、いつしか そのデパートも無くなって、本当の名前も知らないまま 会えなくなってしまったけれど、
犬のおねえちゃんが居なければ、今の私は居なかったかもしれない。
ありがとう。
“イヌのおねえちゃん”
(続く→)
