指をかざすだけでクレジット決済するカードレス・システム、日立が実証実験
2007年7月24日 14時25分
日立製作所は7月23日、指静脈認証によるクレジット決済システム「指静脈マネー」の実証実験を9月1日から始めると発表した。同システムでは、店舗での精算時にレジにある認証装置に指をかざすだけで、カードを使わなくても支払いができる。セキュリティ強化と利便性向上を図る。実験にはJCBが協力する。

実験は日立の情報、通信システム開発部門の社員が集まる「日立システムプラザ新川崎」の社員食堂と売店で行う。あらかじめ専用サーバーに、実験に参加する社員の指静脈パターンを登録し、既存のクレジットカード付き社員証の番号と関連付けておく。

社員は9月から約3カ月間、社内での食事や買物の際に指静脈認証を使ってカードレスで決済し、同システムが技術的に市場で提供可能な段階にあることを実証する。

当初は200人規模で開始し、実験期間中の評価をもとに日立全社への適用拡大を検討する。今後の実用化に向けたシステム構築や運用ノウハウの蓄積を行い、JCBと共同で事業モデルの検討を進める。