電子マネーなどとして使える決済機能付き携帯電話「おサイフケータイ」の契約者が2007年度末までに4000万人を超える見通しとなった。携帯3社の予測を集計したもので、携帯利用者の4割以上がおサイフケータイを持つことになる。18日には首都圏の私鉄とバスが電子交通乗車券「PASMO(パスモ)」を導入するなど利用場面も拡大しており、普及が加速しそうだ。
おサイフケータイの06年度末の契約者はNTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクモバイルの3社合計で、携帯利用者の3割弱に相当する2500万人程度となる見通し。
[2007年3月5日/日本経済新聞 夕刊]