生来の楽観・楽天主義者だから劣等感なんぞ

あまり感じてないタイプだけれど

胴長短足は親父譲りで、この歳になっても尚

時々は気にしている

 

子供の頃の身体検査

身長はともかく、なんで座高測定なんて…

どんな意味があったんだろう

席替えに使った痕跡もなかったようだしねえ

で、自慢じゃないが座高なら負けなかった

 

胴長短足について、むかし親父が言ってた

胴が長いと内臓がゆったり納まっているから

身体が強くて持久力があるんだぞ、と

事実、旧制中学のマラソン大会で銀賞を取っ

たのはそのおかげだと

四角形の銀製の、立派な勲章を見せてくれた

親父亡き後、私が缶からに保管している

 

母親の家系は皆んなスラリとした高身長で、

当然手足は長く、それは妹に遺伝されたから

羨ましく思ったこともあった

 

以前、娘が来宅の折り、ハンガーにかかった

我がワイシャツを見て

「あの七分袖のワイシャツなあに?」と曰うた

仕立てだから腕はピッタリ、胴は余裕で長く

取ってあるから…まあ、そうは見えたけれど

あんなにサラリと無邪気に指摘された日にゃ

それなりにショックだった

(既成のワイシャツはどうしても袖が長いから

現役時代はワイシャツだけは仕立てで通した)

 

腕も短く、脚も短く

 

最近では、吹き矢での公民館の会場で

舞台ある体育館仕様で、ピアノもあったり、

ダンスもできるように、一面の壁が鏡張りに

なっているんだが

映る自分のシルエット、他のメンバーと違い

実に胴長で短足じゃあ、あーりませんか!

少々嫌になってしまうのだ

 

或いは新調したズボンの裾上げを依頼する時

股下の長さを測るわけだけれど

えっ!これしかないの?

とまあ、そうは思われてはないと思いつつも

(相手もそんなにヒマじゃないはずだけど)

つい、無意識にそっぽを向いてることもある

 

まあ、ともかく、色々と書いてきたが

むかし親父殿が言ってたように

おかげさまで?これまで入院や手術など無縁

で、実に健康的に生きて来られたから

胴長は内臓を余裕を持って収納しているから

健康なんだ、と親父を真似て強弁するべいか

 

追記

これをテーマにしたのは、今日のプールで

実に胴長短足のオジサンがいて、まるで自分

を見るような気がしたから

自分だけじゃあないな、ハハ