今日は北風が吹いて

週末とはいえ、さすがにプールも空いていた

毎年、大人のプールに切り替わる時期のよう

 

さて先日、「ゴジラ・マイナス1」を観てきた

舞台は戦後の日本

敗戦で0になった日本をゴジラが襲ったから

マイナス1になった…という意味のようだが

それが本当かどうかは定かではない

「オールウェイズ三丁目の夕日」の監督だから

人情味あふれる出来栄えで、特撮も優れてて

それなりに楽しめた、お薦めしたい

 

 

この映画の公開に合わせ

WOWOWで昔のSF映画が放映されたので

当時を懐かしみ、連夜で鑑賞した

 

所詮は昔の子供向けSF映画であるから

リアリティに欠け、幼稚でもあるんだけれど

時代の風情を味わいたい気持ちに抗えずに

 

「地球防衛軍」「宇宙大戦争」「妖星ゴラス」

「海底軍艦」「緯度0大作戦」の5本

 

 

「地球防衛軍」1957(昭和32)小学3年時

志村喬や白川由美、河内桃子など

人間みたいな宇宙人の円盤に誘拐されて…

円盤の飛行音は、笑点・木久扇の真似のとおり

ヒョ〜ン、ヒョ〜ンって(笑)

 

 

「宇宙大戦争」1959(昭和34)小学5年時

池部良など

月に基地を作った異星人から攻撃を受けて

地球軍の熱線砲は波状、宇宙人のは直線の光線

まさに昔の宇宙ステーションやロケットなど…

 

 

「妖星ゴラス」1962(昭和37)中学2年時

田崎潤、池部良、上原謙、志村喬など

妖星が地球に衝突する危機が迫る

潜望鏡付きの、潜水艦みたいな宇宙探査船は

発射から1日程度で土星横を通過、実に速い

結局、南極にロケット付けて地球を移動!

 

 

「海底軍艦」1963(昭和38)中学3年時

ムウ大陸の海底人が地球を乗っ取ろうとして

行方不明の旧海軍軍人が高性能潜水艦で活躍

 

 

「緯度0度大作戦」1969(昭和44)

大学3年時、日米合作映画、宝田明など

海底2万哩のようなスタートレックのような

これって、もはや漫画

 

 

 

当時実際に見た記憶があるのは、妖星ゴラス

だけど、当時はインパクトも強かった

福岡から東京に転居して2年目の中学2年の

時だから大井町の映画館だったんだろうか?

何しろ真剣に見てた

 

でも、まあ

基本的にどれも今見て楽しめる内容じゃない

きっと、今の子供じゃあ満足しないだろうな

 

自分ではノスタルジアに浸れた価値があった

 

総天然色とかスコープってのも懐かしかった

けれど、それにしても不思議なのは

なぜか

この手の映画ポスターの題名は赤い字ばかり