今回の京都、久しぶりの花街訪問だった

 

40代前半の5年間を過ごした思い出の地で

ある京都、もう昔なんだが少しは詳しい

 

英国の妹とその娘夫婦&夫のイタリア人両親

の5人の日本旅行の京都部分の4泊5日

妹から頼まれて同行したのはそんな経緯から

 

京都には幾つかの花街があるが

通った小唄のお師匠さんの自宅がある祇園と

先斗町が当時の自分の馴染みだった

 

したがって今回の先斗町は30年ぶりのこと

 

四条大橋から三条大橋を望む

変わらぬゆったりした鴨川の流れと納涼床

 

 

10月7日は奇しくも私の75歳の誕生日で

(なんと所謂、後期高齢者になった初日)

知人の先斗町のお茶屋の女将さんにお願いし

舞妓さん2人を呼んで

皆に、お座敷遊びの一端を体験してもらった

椅子席にしてもらって

 

想定してなかったが、踊りまでやってくれた

地方さんを呼んでないので音楽はCDだけど

座敷前の吹き抜けの先の舞台で

 

今回持参した30年以上前の扇子にまた2枚

舞妓ちゃんの花名刺が加わった

扇子にある芸妓さんのひとりはすでに鬼籍に

また、当時よく通った先斗町のお茶屋の女将

さんも昨年亡くなっていたことを知らされた

 

名取にしてくれた祇園の小唄のお師匠さんの

しもたや(毎週通ってた)にも行ってみたが

すでに息子さんの表札に変わっていたし・・

…そうだろうな、当時ですでに60代くらい

だったから

 

やはり30年も経つと代替わりが進んでいる

…懐かしくもあり、寂しくもあり…かな