今日も、さいたま市は最高34度の予報で

梅雨だというのに地獄の暑さが続いている

 

見えにくく、聞こえにくく、覚えにくく…

躓きやすく、転びやすく、忘れやすく…

おまけに

暑さ寒さの感覚も鈍っている…爺さまたちで

このクソ暑く湿度も高い、昨日の昼下がりに

月例のウオーキング会で、柴又を歩いてきた

 

昨年5月にも来たんだが、メンバーのひとり

が行ったことがないと寅さんの町へ

 

無謀っちゃあ無謀だけど

中止にしようという声も上がらず

無事に4人で集まってタラタラと矢切の渡し

まで汗だくになりながら炎天下の散歩

 

日影すら無い中を黙々と

そして、本当に何もない矢切の渡し

 

行っちまったぞ、とメンバーのひとりが

 

船上だって暑いだろうに…

待ってまで乗るのをやめて、飲みに行こうぜ

と、意見が一致

いつもウオーキングは中途半端になるこの会

 

 

 

しかしまあ

細川たかしが歌う「矢切の渡し」の歌詞が

どう考えてもオーバーだ

(あの歌がなかったら観光地ですらない)

 

♪ つれて逃げてよ、ついておいでよ〜

・・・

♪ どこへ行くのよ、知らぬ土地だよ〜

 

 

江戸時代、防衛のため橋を架けさせなくて、

対岸の農地へ農民を運んだだけの矢切の渡し

 

川幅だって50m程度で…対岸は

千葉県だけど、知らぬ土地でもなく自分の畑

 

そんな船でどこにへも逃げて行けるはずなく

 

 

 

山本亭と帝釈天を経由して柴又の駅へ

明るいうちから飲む場所とてなく、京成高砂

へ移動してやっと冷たいビール!

 

大いに飲んで爺いトークが炸裂してお開きに

8月も暑いし、どうするかってのも中途半端

に決めぬまま