佐伯祐三という画家

名前だけ聞いたことがあるという程度だった

のだが

ブログで珍しくも複数人の方が作品展を観た

という記事があり、関心を持って調べたら

東京駅のステーションギャラリーという

まあ、我が家からも行きやすい所での開催で

最近は暫く美術館もご無沙汰してたことから

思い立って今日

午後から行って、ゆっくり鑑賞してきた

 

 

ブログ情報というものは実にありがたい

 

気になることがひとつあった

夜のノートルダム、という作品はどう考えて

も天地が逆に展示されてた…と見えた

大丈夫なんだろうか、あれで…

雨で濡れた地面に映る絵かなと思ったけど

ネットで見ると、やはり逆なんだよなあ・・

 

それはともかく

親父が生まれた大正10年にはすでに23歳

だったから(年表から)

祖父とほぼほぼ同世代の画家なんだと知った

 

才能もあったんだろうけど

裕福な家系だったから2度もパリへ行けたん

だろうね、その当時に

 

それにしても西洋人のような顔立ち

(ネットから拝借)

 

活躍期間はわずか10年足らずで

夭逝、夭折というほどには若くもないが

30歳で早逝、早世した画家だと今日知った

ということは

実に精力的に創作活動したことがわかる

 

パリで客死した僅か数日後に6歳の娘も死去

というのも実に悲劇的だ

 

で、絵の話だけれど

洋の東西を問わず有名画家の展示会でも

いい絵だなあ…と思うことは当然あったけど

買ってまで欲しいと思うことはなかった

 

けれどもこの佐伯祐三の絵

幾つも、本当に欲しいと思った

それほど自分にとって魅力的な絵が多かった

こういう感想は比較的珍しい

この絵は特に欲しくはないけど(笑)

 

自画像→パリの絵→下落合の絵→パリの絵

時系列の展示でわかりやすかった

 

下落合の絵で、遠景に現新宿伊勢丹のビルの

前身のビルが描かれていて

昔は遠くまで見通せたことがわかる

 

 

 

それとまあ、あまり関係ないんだけど

どの絵も額縁が実に立派で見事で・・・

結構額縁も鑑賞してきました

 

 

しかしカカシ細川たかし

帰宅時の夕刻は急に気温が下がって寒かった