毎日使っている家電のひとつが電子レンジ

これなかりせば到底主夫業はやってられぬ

 

その電子レンジが些か古くなってきたと感じて

昨年末頃だったか、買い替えた

 

電子レンジで調理なんてする気もないし、専ら

温める機能だけを期待しているので、シンプル

な物を選んで買った

 

しかし、慣れてない物を使うのも少々躊躇いが

あり、古い物が壊れてもいなかったので

なんと今のところ古い物を使い続けている

 

で、新しいものはというと

 

リビングの隅に置いたままの状態が続いていて

邪魔である

こんなつもりじゃなかったんだけどねえ

 

そんなに新しいものが苦手なタイプでもない筈

なのだが、面倒臭いという思いもあって

不思議だが、妙に交換する気が起きないでいる

 

 

古いレンジの側面に製造時期の日付を発見した

写真に撮ると汚さが目立ってキモい、失礼

96年前半、とあるからおよそ四半世紀も前だ

 

96年は平成8年で、阪神淡路大震災の翌年だ

それで思い出した

95年、当時家族は神戸市の東灘区岡本に住ん

でいて被災した

食器や家電製品類など、家財道具の殆どがダメ

になったから

きっとその後に買い替えた物に違いない

 

そうか、もう25年目じゃないか!

それなのに

もう取り替えよう、取り替えようと思いつつ…

なぜか先延ばしにして今日に至っている

 

古いのに特別に愛着がある…という訳でもない

使い勝手が変わるのが、そう、面倒に思えてる

 

でもなあ、新しい物に交換しないと買い替えた

とは言えないよな

一体どういう心境なのか…自分でもわからない

 

新しいのは性能もいいだろうし

電力使用量も効率的なんだと思う

明日か明後日には交換しようと決意した

…と言うほど大袈裟なもんじゃないけどね

 

 

つまらぬことを冗長に書き、失礼しました

 

 

ああ、先日枕も四半世紀ぶりに買い替えた

こちらはその日から使っていて熟睡できている

同じく毎日使う物なんだけど