部屋をゴチャゴチャ散らかしてるのは、頭の中も

ゴチャゴチャだからだ、と以前聞いたことがある

 

それ以来かな、片付けが好きではないにしても、

できるようになった

 

山の神不在中に、結構自分流に片付けてしまった

 

在宅時にはさわれなかったが、長期不在を奇貨と

して家の中じゅう片付けた感じだ

もちろんパブリックスペースのみではあるが

 

98歳まで生きた義父、義母の死後に行くと家中

が整理整頓されてた

なんとなくその気が、今になって理解できる

 

 

 

 

さて、ともかく本の片付けの続きである

 

今回は京都に関連して、まずはこれらの本

 

「印章篆刻の栞」

平成元年、京滋責任者として京都に単身赴任した

 

そこで仕事以外に趣味で始めたのが

苦手だった日本史を知るために、中央公論社の

「日本の歴史」全巻を読むことと

篆刻を始めることだった

 

日本の歴史は全巻を読み、おまけに数年をかけて

小唄の名取りにもなったのだが

篆刻は最初に躓いて、本と道具と印材の購入まで

で終わってしまった

会社のビルに入居してたNHKカルチャーだった

と思うが、詳細は忘れた

 

結局リタイア後に持ち越しとしたが、そのまんま

今に至っている

篆刻の道具と印材は今も保管したままだ

どうしようかねえ

 

「五體字類」は、刻みたい字を選ぶために買った

と思うが、漢字が好きだったから結局は辞書的に

使ってみただけに終わっている

 

「三體千字文」

天地玄黄から始まる有名な漢字の手本帳

字の練習に買ってみたもの

 

小学生が使う漢字ノートに、筆ペン使ったり万年

筆で書いて練習してた時がある

 

 

 

先日、救急車で山の神を運び緊急入院した赤十字

病院の、当直の若い女性専門医から

「字が綺麗ですね」と、書いた書類見て言われた

 

時々そんなことを言われることがあるが

実に気恥ずかしい、だってどう見ても下手なのに

今でも上手に書ける人を羨ましく思う

 

親父殿は字が上手かったしその弟の叔父はもっと

上手かったと思う

 

これは親父が自作の漢詩を自筆したもの

渓風は親父の号

 

くれる手紙はいつも、適当に書いた巻紙風だった

懐かしい

 

叔父から昔もらった達筆な葉書は、今も大事に

とってある、もっと達筆である

共にすでに鬼籍に入っているが、昔の人は達筆が

多かったなあ

 

 

 

長くなったので、京都関連本は次回に