大方の本や雑誌はとうに処分したのだが、基本的に
すべてを一度完全に無くしてみよう、という意気込
みで始めた今回、されど残りの処分が進まないのだ
取り出せばそれぞれに思い入れがあるし、つい当時
のことを思い出しては懐かしがる自分がいて困る
とりあえずブログにアップすれば記録に残って処分
しても気分も落ち着こうというものだ
そんなことで、無作為抽出で始めてみよう
たとえばこれ
政治体制は嫌いでも、歴史と言語が好きだった国
その中国の一時期の映画解説本
文革がやっと終わり、下放から戻った若者たちが
溜まったエネルギーを発散させた第五世代
張芸謀、陳凱歌などの監督が、女優の鞏俐を出し
紅いコーリャン、菊豆、紅夢、覇王別姫、などを
次々と作った
この時期の映画、モノクロ含めいい映画が多い
平成の初め頃に、VHSで沢山録りためたのだが
結局は見ることもなく、千葉・名古屋と持ち回り
泣くような気分で数年前に処分した
魅力的女優の鞏俐(コン・リー)ファンだった!
そういえば習近平も下放されたひとりだったな
清涼寺鐘聲(邦名・乳泉村の子)見る度に泣いた
いい映画だったな
続いてこれ
誰もが日本史、世界史の授業で使ったはずだ
物持ちがいいな
日本史はからきし駄目だが、世界史は結構好きで
大学受験科目も世界史を選択して臨んだ
同じ人物でも国によって、チャールズがカルロス
だったりカールやシャルル、カルロだったりと、
呼び名が変わるし
ヨーロッパの王室はお互いに姻戚関係にもなって
しまう場合も多く
同一人物が突然他国の王に別名で登場したりする
…腹を立てたこともあった
エリザベスは、イザベラやエリザベト、イザベル
そしてエリザベッタだったりするし
キャサリンは、カテリーナやカトリーヌ、カタリ
ーナにエカテリーナ…いい加減にしろよ!
額が大きなヒッタイトというあだ名の、世界史の
M先生が3年次のクラス担当だったなあ
これは米国のコミック誌
どれにもブックオフの105円の値札付き
こういうコミックの絵のテイストが好きで
切り貼りでパッチワークしたり
いい場面は、切り取って額に入れて飾るのも良し
と…まあ、使い道を色々想像して買ったもんだが
何にも行動せぬまま時が過ぎ、処分対象になった
本の処分が進まない・・・続く