来週の終りに山の神が、半年ぶりに自宅に戻る

 

彼女は5月下旬、日本中でコロナのストレスが

ピークにあった頃、脳梗塞を発症した

 

異常を察知して近くの埼玉メディカルセンター

へタクシーですぐに連れて行った

精密検査の結果、右半身付随になると宣告され

事実、夜には手脚が動かなくなり呂律も回らな

くなってそのまま入院

 

暫し入院加療ののち、赤羽のリハビリ専門病院

に転院し、長くリハビリに専念努力していた

残念ながらその間に、要介護3と認定された

 

リハ病院は限度日数一杯で退院を余儀なくされ

介護老人保健施設につなぎで入所して約1ヶ月

今回在宅に切り替える事にした

 

発症以来、コロナ禍で面会も思うに任せず家族

も余計な苦労も余儀なくされた

その間に彼女は71歳になったが、若過ぎる

 

幸いにも言葉はほぼ普通に話せるようになった

のだが、右手右脚に重い障碍が残った

 

玄関の椅子、ベッドやトイレの手摺りの設置、

それに室内外用の車椅子2種も準備して、先日

一度帰宅してのトライアルを実施した

 

結果、室内では杖で歩いて移動することにした

 

しかし、左手は杖で身体を支えるために使うこ

とから、冷蔵庫も使えない、トイレは自分で使

えるが終わった後でドアに手が届かない…

といったいった不都合も明確になった

 

ともかく、帰宅後はジムに通う感覚でデイサー

ビス施設に通いリハビリを継続することにした

 

彼女の寝室は狭いが、部屋交換はしたくないと

いうので、テレビを先日新規購入して壁掛けに

して足元のスペースを確保する

また天井照明も新規にリモコン操作できる商品

に替えることにした

 

トイレドアは取外してアコーディオンカーテン

に替える予定だったが、自動で閉まる装置を自

分で作ってみた(水量で速度を調整できる)

 

スムーズに閉まる

残念だが動画貼る技術を知らない

実用に供せるなら、重りについては美しいもの

に替え、マグネットで一旦止まるようにもする

つもりだ

 

枕カバーやシーツも洗濯し、布団類も晴天の日

に干したり…と、帰宅に向け準備を進めている

 

要介護3であるから、介護保険でかなりの支援

が得られるが、同居者である私がいるので食事

関係は対象外である

 

掃除、洗濯は好きな方で苦にもならず、今でも

完璧にこなしているのだが

毎食、特に夕食を用意することを考えると誠に

気が重い

 

自分で一番苦手な季節による衣類の入れ替えも

これから2人分になるか…と、つい考える

 

買い物、料理、後片付け…

冷凍、レトルト食品、それに出来合いの料理も

多く提供されている時代で良かった

 

単身赴任歴16年で家事スキルは高い方なのだ

が、現役時は外食も多かった

この半年はひとりだから食事は結構いい加減に

やってたのだが…

 

ケアマネージャーから多少いい加減にやらない

と続きませんよ、とアドバイスされた

そりゃそうだ

趣味ごとは当然普通に継続していくつもりだか

ら、割り切って軽く考えていこうと思っている

 

朝食は自分で勝手に食べてもらえるように、食

卓テーブルには専用のミニ冷蔵庫もセットして

おこうと、そんなことも考えたり、課題は多い

 

自分でできることを増やしてもらわないと…

 

まあまあ…こんな塩梅で、毎日がとても忙しく

なっており、山の神帰宅後はもっとだろう