昭和の終わり、神戸時代を思い出す言葉のひとつが
「茶、しばきに行かへん?」だ
当時、たまに顔を出していた北野坂のスナックに
ちょっと立ち寄ったママの娘に教わった
アクセントが少し難しい
大阪弁や京都弁とも微妙に違う神戸っぽいアクセント
でないと、自分としてはしっくりこない
お茶しに行かないか、という単純な誘い文句なんだが
随分と印象深く残っている
元号が平成に変わって京都に転勤した
だから当時高校生だった彼女ももう50歳ほどになる
随分と遠い思い出になった
会ったのも当然一度きり、すでに顔も忘れている
言葉だけが耳に残っているだけだ
山の神の入院で、最近はいつもひとりで茶をしばいて
いる
ママの娘とほぼほぼ同世代の我が娘、便利だからと、
緑茶もティーバッグで飲んでいると最近聞いた
それを真似て、自分でも手間の要らぬティーバッグの
愛用者になってしまった
最近いつも飲んでいるのがこれ
娘が来宅した折、見ていると1回きりでポイとゴミ箱
に捨てた
うーん、それはできないなあ…
育った世代の違いかもしれないが、ティーバッグは
必ず2度使っている
だって、なんだかもったいないから
因みに、バッグにはどこにも使用回数の記述はない
余談だが、ティーバックは女性の下着
あれって、履いてて気持ち悪くないのかなあ・・・
思いっきり余談、蛇足だった