撮りためた映画を毎晩見ている
先週は昼間も見たりして、飽きることがない
暇に任せてあまりにも多く見るから、たまにブログに
でも書かないと忘れてしまうし
ブログ書く暇もなくなるし
おまけに感動も記憶も長続きしなくなっている・・・
先週見た映画の中で「現在」記憶に残っている作品
◯パリ、嘘つきな恋
2018年フランス映画、コメディ
主演はフランク・デュボスク、アレクサンドラ・ラミー
これはいかにもフランス映画らしい
お洒落だし、本当に本当に面白かった
スケベ心で脚が不自由な真似をしたことから、同境遇の
魅力的女性に出会って…告白もできずに
原題のTout le monde debout を翻訳ソフトで
調べたら「立っているみんな」だった
原題の方がウイットが効いてていいんだがなあ…
◯少年H
2013年の邦画
原作は妹尾河童で、自叙伝風
昭和5年生まれの少年Hの終戦直後までの物語
神戸の洋服屋の父親との関係が中心になっている
名前の頭文字のHのセーターが印象的
両親役は、水谷豊、伊藤蘭
原作中に夥しい数の事実誤認や歴史的齟齬が指摘
されているそうだが
神戸には家族も9年間住んでいたし愛着もあり
気楽に楽しめた
◯ホテル・アルテミス
2028年の近未来が舞台で
「犯罪者専門の闇病院」をめぐる物語
ジョディ・フォスターが運営者を演じている
2018年、米国映画
これは、まあまあ…肩の凝らぬ娯楽作品だった
ジョディ・フォスターだから見たようなもの
◯蔵
原作は宮尾登美子
1995年、邦画
主演は松方弘樹、浅野ゆう子、一色紗英
大正時代に、新潟の大地主で酒の蔵元の娘として
生まれた女性の物語
病で若くして失目するも、蔵人への一途な愛を貫く
宮尾登美子らしい時代背景と環境
映像が綺麗で、さだまさしの音楽も印象的
◯恋愛小説家
1997年米国映画
主演はジャック・ニコルソン、ヘレン・ハント
自己中で潔癖症のクセが強い恋愛小説家が
とても不器用ながら
馴染みの店のウエイトレスに思わぬ恋をする物語
途中から恋の成就を願って見ている自分がいる
ジャック・ニコルソンの演技にひき込まれてしまう
なかなか個性的な役者である
原題は「これ以上はない最善」、わかるような
◯天才作家の妻-40年の真実-
2019年スエーデン、米、英合作映画
主演はグレン・クローズ、ジョナサン・プライス
ある作家がノーベル賞を受賞したことで、実は妻が
ゴーストライターであったことが徐々に明かされ…
事態が複雑に変化していく心理劇のようなもの
結構ハラハラさせてくれる
原題は「ザ・ワイフ」、これは納得
どうも邦題は余計なお世話、というのが多い
◯復活の日
原作は小松左京
1960年代の世界が舞台
人為的に作られたウイルスで世界中の人類が滅ぶ
残されたのは各国の南極越冬隊員のみ
40年も前の映画だが、ウイルス禍の現在、妙に感じ
るところがある
小松左京の先見の明は素晴らしい
おまけに地震で核兵器が発射され、米ソの自動対応
システムで打ち合って、世界は二度死ぬ
1980年の邦画、なんと2時間半以上の大作
主演は草刈正雄、オリビア・ハッセー
出演者がみんな若い