捨てなきゃいけない物がまだまだ多い

 

そのひとつがギター

高校でギターバンド部に入った時に買ったものだ

 

初めはクラシックから始まった

ラ・グリマなどスペイン系の曲が多かったと思う

 

当然ながら、アルハンブラの思い出、禁じられた

遊び、などにも手をつけた

 

並行して

ビートルズやベンチャーズの影響でエレキも少々

エレキは友人のを借りて弾いたりしていた

 

大学時代になると

ブラザーズフォーやクロードチアリ

そしてフラメンコにも浮気してみたり

 

そのうちにフォークの時代になり

和製ポップスにも大いに夢中になった

 

スリーフィンガーテクニックなんてやってたっけ

その間、ずっとこれひとつでやってきた

 

 

そのギターが捨てられず、今も部屋の片隅に

50年以上前のギター、弦も切れホコリも被って

 

フラメンコ時に貼ったゴルぺ板も剥がし痛々しい

カポタストもまだどこかにあったなあ…

 

 

リタイアしたらまた弾くかもしれないと、古い昔

の雑誌の付録のソングブックまで…

物持ちがいいというか、何というかだなあ

 

結局、リタイア後には、伝統的横笛である篠笛に

ハマって古典回帰しているから

もう今更ギターを弾くこともあるまい

 

限られた残り時間を考えれば

これからギター回帰することはほぼ考えられない

もう何十年も弾いてないからなおさらだ

 

どこかで踏ん切りつけて捨てないと・・・

 

半世紀前の学生用のギター

中古処分するほどの価値もまったくなく

ただただ、青春の思い出だけが詰まっている