青函トンネル、53キロを22分で通過して
北海道に入った
朝一番のはやぶさ1号に大宮駅から乗車して
11時前に新函館北斗駅に着いた
途中、七戸を過ぎて、八甲田山を撮りたかっ
たのだが、トンネルばかりで無理だった
九州新幹線もそうだが、スピードの恩恵のた
めに景色が犠牲になるのは最近の特徴だ
ともかく
往きは4時間近くかかったが、復路は3時間
35分の予定だから新幹線が航空機より楽だ
我家の駅は大宮駅から7分、空港へは行きた
くないしで往復ともに新幹線利用にした
在来線乗り換えで着いた函館駅前は、昼前の
時間帯で閑散としていた
今回は山の神の希望でやって来た
私は3〜4度目の函館だが、盛岡から先の新
幹線で青森、函館方面は初めての経験だった
都立高校での友人S君は函館在住約40年だ
教えてもらった津軽海峡沿いの地元回転寿司
チェーン函太郎本店で会って食事を共にした
( 食べる、話すで夢中、写真なし )
やはり首都圏とはネタの種類が違うし、どれ
も美味い
店からは青森県の津軽半島と下北半島の両方
が海峡越しに遠望できる
海辺では海鳥が羽を休めていて、まことに長
閑な感じである
店の駐車場横に…カモメなのかなあ
ほぼ10年ぶりに会った彼が、東京大田区の
実家を処分してまでリタイア後も函館住まい
を決めた理由の一端も聞くことができた
まことに函館愛強く、都会の喧騒から離れて
悠々自適、ひとつの理想形だろう
予定外だったが、彼の自宅にも招かれ、奥様
に茶菓まで出していただき、愛犬には遊ばれ
…と、短時間ながらも楽しい時を過ごした
夕刻、湯の川温泉の宿に入った
部屋から海が見えたのは嬉しい想定外で
10階だったからのお陰さまである
その後、日も暮れて、ナイトツアーのバスと
ロープウェイで函館山へ
晴れて空気も澄んでいたから実に綺麗な夜景
を楽しむことができた
明日は早朝から市内観光をして、夕刻の列車
で帰る予定
暗闇で車窓も楽しめぬから、ただただ飲んだ
くれて、半分眠りながらの帰途になりそうだ