風俗嬢はるのひとりごと -6ページ目

風俗嬢はるのひとりごと

力を抜いてゆるゆる生きてく

約一年ぶりのお客様なんて、顔を見るのに躊躇する。


若ければ一年でもそう変化はないけれど、若くない女は一年1ヶ月1日ごとに加速度的に劣化が進む。

この数年は特に、目に見えて衰えを感じる。



それなのにお客様は、思い出したように(実際ふっと思い出すんだろうな)予約を入れる。一年ぶりに。



風俗なんて長くやるもんじゃないだろうに、あいつまだ続けてるんだな、もうだいぶ長いよな?今いったいどんなふうになってるんだ?


なんて、酔狂な気持ちで予約を入れるわけではないだろうけど、前回と比べてがっかりされたらイヤだなあと、勝手に被害妄想的な気持ちが大きくなる。


お客様だって、わざわざがっかりするためにお金を使いたくはないだろう。
それは初めてのお客様も久しぶりのお客様もきっと同じ。

自分だって買い物するとき、潰れた箱や破れた袋のものは選ばないんだから。


ストレスでーとか忙しくてーとか、どうせもうババアだしーとか、何も努力しないことの言い訳はネガティブで見苦しいからやめ。


「一年ぶりですね。ずっと待ってました」


強気で。