自分の性格がネガティブだからものごとがうまくいかない、と感じる人はたくさんいます。
そして、そのネガティブな自分をさらに責めて自己嫌悪。
これでは負のループを促進してしまいますね。それも効果的に。
私はクライアントさんとのセッションで、特に最初のうちは、性格的なことはほとんど言及しません。
トラウマによって形成された言動パターン、考え方を、その人の生まれつきの性格と区別することが何よりも大事だからです。まず、トラウマ・心の傷を見ていくのが優先です。
これは効果をあげていく上で大きなポイントです。
例えば、男性に関する怖い出来事があったとします。そうすると、そのトラウマが原因となって、男性一般に対する反応や条件反射、考え方が形成されます。
男性を怖いと思い、避けたり、または無力感を感じたり、女性は男性の言う通りにしなくてはならない、などと思うかもしれません。
このような考え方、感じ方を、自分の性格であるかのように力づくで変えようとしても、効果がなかなか出ないことが多いです。
なぜでしょうか?
怖い、と感じた時に作られた反射的な考え方、反応。これは、自分の身を守ろうとするための作用です。恐怖心が強く根づいている限り、これを変えることが難しくなります。
それなのに、恐怖心がないかのようにポジティブな考え方だけを取り込もうとしても、無意識の心の反発にあい、ブロックされてしまいます。もともと怖いから無理なのです。
サバイバルのため、その時に感じた自分の身を守る方法が無意識に優先されます。
ですので、その恐怖心を解くことが先決となります。それにより、この例で言えば、男性に対する考え、感じ方、さらにつきあう男性の選び方なども変えることがずっと楽に可能になっていきます。
人によってはあまりにも感情の抑圧が強く、怖かったという気持ちにもアクセスできないこともありますが、その場合は少しずつ自分の感情を出せるようにしていくところから始めます。
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