ちぇんたろうです。


(少し前の話です)

家族が帯同になり、8ヶ月の赤子をインドに連れてくることに。


赤子がなんとか不自由なくインドで過ごすにはどうするかを考えた時に、いろいろ悩んだのが食事の問題。


当時、ミルク中心ながら離乳食を始めていました。離乳食に使っていたのは主にお米とお野菜、フルーツ。安全なものをインドで入手できるかどうか考えましたが、まずお米は日本と同じものは無理。野菜は、皮をむいて食べる野菜であれば大丈夫という前提でにんじんと大根はOKとする。果物はバナナ、りんごならなんとかなるか…


あと、ミルクはインドのものも手に入りますが、ちょっと心配…


というわけで、日本からは主食用のお米、大量の粉ミルク、液体ミルク、レトルトの主食、主菜を持参することに。あとは、鰹節粉(お粥やお野菜の味付け)や粉末状のレトルト離乳食など。インドで手に入るものはインドのものをなるべく使いつつ、難しい部分はレトルトに頼る作戦。


これらをスーツケースと船便と航空便に分けて持ち込みました。スーツケース四つと段ボール二つでしたが、大半は赤子の離乳食、ミルク、オムツでしたね。


結論としては、持ち込んだものは便利でたくさん使いましたが、野菜や果物はインドのもので全然問題なかったかなと。にんじん、じゃがいも、大根あたりは厚めに皮を剥けば衛生的にも問題なく、よく食べてくれました。フルーツも、バナナとりんごがウケが良かったですね。オレンジは当たり外れがありましたが、絞ってジュースにしたらよく飲んでくれました。


面倒だったのはミルクを作る水。当然水道水は飲めないですし、ペットボトルの水も硬度が高くて赤子には適さない…ビスレリだけが硬度が多少低いと聞いて、ビスレリを沸かして使っていました。


ミルクを作る時は、沸騰したビスレリで粉ミルクを溶かして、別途沸騰させて冷やしておいたビスレリを混ぜてミルクの温度を下げてました。日本よりも一手間も二手間もかかるので面倒です。


レトルトは、外食の時とか、買い出しでタイやシンガポールに行く時に重宝しました。あるに越したことはないです。


ただ、気をつけるべきは、日本に持ち帰りにくいということ。帰任になった場合、船便や航空便で物を日本に送りますが、航空便は食べ物はダメ、船便は肉類がダメということなので、肉類の入ったレトルトの離乳食は手荷物でしか持ち帰れません。せっかくのレトルトを置いて帰るのも勿体無いので、適正な量を持ち込むというのが必要かもしれないなと思いました。