アウェイ浦和戦 | Una VOZ

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Shonan Bellmare FC supporter N.Takahashi's blog.

前節からのスタメン変更は1人。累積警告4枚で出場停止の岡本拓也に代わってミキッチが今季初めてスタメンに入った。
19分、浦和は昨年まで湘南でプレーしていた山田直輝のスルーパスに抜け出した興梠選手がゴール前に侵入してラストパスを送るが、パスを受けた山田直輝のシュートは秋元陽太の正面を突き、決定機を逃す。30分、湘南は中盤で山根視来がフリーになると、右サイドにスルーパスを出す。このスルーパスに反応したミキッチが右サイドを突破してエリア内にクロスを入れ、エリア内でフリーになった石川俊輝が合わせてゴールイン。湘南が先制点を奪う。HT、浦和は山田直輝に代えて長澤選手を投入。後半に入るとホームの浦和が完全にボールを支配して試合を優位に進めるが、湘南の守備に大きな破綻なく対応。87分には昨年まで10年間浦和でプレーしたいた梅﨑司を投入するなど最後まで奮戦してシャットアウト。湘南が敵地で貴重な勝ち点3を奪った。
2010年に湘南ベルマーレとしてJ1に昇格してからというものの、浦和のホーム埼玉スタジアムでは何も出来ない完敗が続いていたし、ホームでも勝てていなかった。また、遠藤航、菊池大介といった湘南下部組織出身の選手が相次いで移籍。昨年まで3年間湘南でプレーしていた山田直輝、湘南で2年間プレーをしていた武富孝介。湘南にゆかりのある選手が現在は浦和に在籍している点についても、我々を奮い立たせるものがあった。勝利の要因を上げるとしたら、若きDFラインかなと。決勝点をアシストした右CBの山根視来、アンドレバイアからCB中央のポジションを奪う勢いすら感じる坂圭祐、左WBだけでなく左CBとしても高いレベルのプレーを見せる杉岡大暉。この3人の活躍は本当に素晴らしかった。今後の更なる飛躍を期待する。今節の勝利はクラブにとっても歴史的な勝利であると思うし、個人的にも忘れられない試合の1つとなった。本当に嬉しかった。