自家組織で広背筋皮弁法にて乳房再建術をしてから
13日でドレーンが抜けました
そして抜去から2日経って
やっと
退院しましたーーー！！！！
もう少し早く抜けたのではないのかな
とも思ったけれど…
退院直前はバタバタで、
昨夜から胸から脇にかけて盛り上がっていて
それが圧迫されて痛い
…と思って、
外来で診て貰っていました。
今までガーゼで覆われていたから
気づかなかったけど、
廃液が溜まったのかな…
…と思ってドキドキしてました。
が、結果異常なし
でも、その盛り上がりは
一年くらいかけて痩せて自然に戻る
らしいです
長っ！！！
まだまだ乳頭形成も残っているので
再建の道のりは、果てしないです
せっかくココまできたんだから、
めげずに頑張るぞ
今回の手術・入院を振り返って感じたことは、
そこそこ体力に自信がある私でも結構体力が
奪われる手術なんだな…と感じました。
そしてさらしをずっと巻いていると、
痒い！！！！！
術後4日目くらいで痒みは落ち着いてきましたが、
それまでは痒くて眠れないこともありました。
私はそんなに皮膚は弱い方ではないと思うのですが、
免疫力が低下しているから、肌にもダメージはありましたね。
きっと弱い方はさらしをずっと巻いているのが
大変だと思います
だから迷っている方に
自家組織（広背筋皮弁）で再建することを
声を大にしてオススメできないけど、
やはり
肌のぬくもりを感じられると
いう点に最大のメリットを
感じます。
私はまだまだ子供が小さいので、
抱っこすることが多いです。
だから、温もりは大事…
インプラントと比較したことが無いので、
どっちが良いかは本人次第ですが
それにしても、
入院中は貴重な時間を過ごしていました
読書を通じて
過去を振り返る時間、
未来のことを考える時間、
人生について考える時間、
映画を通じて
心を豊かにする時間、
普段会えない人達にお見舞いに来て貰って
楽しくおしゃべりする時間、
術後4日目以降は
寝ていない限りは、
何もしていないということはありませんでした
（それっていいのか…）
育児中のママが入院するのが難しい為に再建を
しないという人が多い中、
「自家組織で2週間入院する」という
選択が出来たのは
旦那と義理の両親のおかげです
また、私のコーラスやバンド仲間の協力がないと
できませんでした。
入院中は
医師、看護師、家族、仲間、応援してくれた人たち
色々な人に支えられ、
ガンは一人では治せない
ということを感じました。
だからこそ、
一つの大きな治療が無事に終えられたことに
こころから感謝したいと思います
がんになってもやりたいことは諦めないでいい社会
そうなっていくには一人一人がガンについて
関心を持ってくれることだと思っています。
そのためにも、
これからも一がん患者としての「声」を
発信していきたいと思います。
いまの私が出来ることは
「元気を届ける患者」であること
明日から
ニューこずがスタートします
（といっても次の外来まで安静にしないと
いけませんが）
それにしても、
シャバの空気は秋色に変わったかな…
