退院の日はお天気が気になってましたが、幸い曇り空で暑過ぎることもなく、モバイルオーダーしていたお寿司を受取り帰宅しました🚗
1ヶ月の入院はリハビリで10m弱の歩行を2往復するくらいで、ベッド横のポータブルトイレは1歩、2歩程度。それ以外はベッド上で過ごしていたので、室内でどの程度歩けるのか心配でした![]()
室内移動の方法はいくつか考えていて…
WHILL♿️を使う
キャスター付きの椅子を使う
酸素流量を増やして歩く
それぞれ試してみた結果、落ち着いたのはキャスター付きの椅子+ペンダントリザーバー付きカニューラ+不織布マスク+濃縮器7ℓ×2台の14ℓ使用
これで移動するのが室内どこへでも移動しやすく、移動中にサチュレーションが下がってもそのまま座って回復を待てば良く、酸素流量も14ℓ+不織布マスクでまかなえました
そもそも座っての移動なので、サチュレーションが下がってきたなと感じた時点で動きを止めれば![]()
サチュレーションは85〜95くらい。落ちるのは咳をしたとき、トイレで服の上げ下ろしをしているときかな。脈拍は125〜100くらい
キャスター付きの椅子で移動するには、前にもブログに書いたことがありますが、進行方向に対してバック(後ろ向き)で進むこと
なぜ?か。後ろ向きで床を蹴りながら進む方が負荷が少なく、前向きで前進するより楽に移動できるからです
試してみてもらうと違いを実感できますよ〜
酸素チューブはキャスターが踏んでしまわないよう捌かないといけませんが。椅子は背もたれがあるタイプがベストです![]()
WHILL♿️を使っての移動プランは、WHILLの大きさもあり小回りが効かないため、使用はリビングから玄関までの直線のみ使用と限定されてしまうこと
酸素流量を上げて歩くプランの流量は、濃縮器2台14ℓ+ペンダントリザーバー+ボンベ7ℓ+酸素マスク
これで歩いてみたけど、流量上げても歩くことで脈拍が上がり、結果的に身体の負担が大きい
やっぱり立って歩くという行動は、今の私の状態だと一番避けないといけないことだと実感![]()
そしてもう1つ心配していた訪問者への対応
退院した翌日の月曜日、まだ移動手段をいろいろ試してる段階で、朝から4件の訪問者がありました
宅急便
ボンベの配達(予定通り)
テイジンさん
エアコン修理の方(予定通り)
予定していた2件は時間帯がわかっていたので心づもりはできていましたが、宅急便は予定外、テイジンさんは事前の電話はありましたが、いきなり玄関横のインターホンを押され慌てました

3件はWHILL♿️で玄関まで進み、立ち上がって鍵を開け座って対応
テイジンさんの場合は事前に電話をもらっていて、訪問時間は知らされていたんだけど、オートロックのインターホンは鳴らず、そのまま玄関横まで上がって来てインターホンを押されました
そのことで慌てて移動することになり、WHILLを使ってもそれ以前のドタバタでサチュレーションが下がり、脈拍は上がり、かなりキツい状態で対応することになりました![]()
宅急便はオートロックのインターホンの対応が終わり、濃縮器14ℓ+ペンダントリザーバー+ボンベ7ℓ+酸素マスクで対応。リビングから玄関まで歩いて移動し、玄関横の寝室のベッドに腰掛けて、玄関横のインターホンが鳴るのを待ちました
来られてから立って対応。荷物は玄関に下ろしてもらいました。この対応は2番目にしんどかったです。流量はたくさん使っていても、やっぱり歩いて移動するのはしんどく、歩きたくないって思いました
アルクノヤダー
入院中に心配していた訪問者の対応。まさか退院した翌日に4件も訪問者があるなんて… なんて日だ
![]()
そしてお次は訪問看護師さん
予定していた日はパパさんが仕事でいない日だったんですが、予定が変わり休日だったことで初日の訪問看護師さんの対応に、一役かってくれました![]()
どこで、どのように洗髪するか。パパさんに案内を頼み、洗面所や浴室を見てもらい、リビングでするのか、洗面所がいいのかを訪問看護師さんに決めてもらいました
私の身体の負担が洗面所までの移動だと大きいということで、リビングでしてもらうことにしました
キャンプ用の折り畳みベッドとエアマットを重ね、洗髪用の桶
を置いてそこに頭を載せます
首元にタオルを置いて痛くないようにしたものの、やっぱり次回はソフトタイプの桶
にしますねとのこと。うん首ちょっと痛かったから助かる〜。ところでこれなんていう名前なんだろね。わかんないから「桶」って書いたけど![]()
次回からは当日の朝にパパさんがベッドやマット、バスタオル、タオル、ドライヤー、シャンプー、リンスをセッティングして出勤することになりました
今回はお2人で来ていただきましたが、次回からは1人で来られるそうです。暑い夏に移動してきて洗髪の準備にお湯を汲んだり、捨てたりと汗かくだろうなと思うので、扇風機も2台使ってより涼しくしておこうと思います
訪問看護師さんは地元病院の方から来てくださってるので、この前の入院した時の情報も持っていて、この前入院された時は酸素が60%で相当しんどかったんですねと言われ、そこまで下がってたんやと知りました![]()
救急車乗ってからは自分でサチュレーション確認してなかったし、60%と言われるほど体感はしんどくなかったんですが… しんど過ぎて意識飛んでた?とか?
いやいや、意識はちゃんとありました。救急車の寝台から病院のベッドに移ったりしたから、その時に落ちたのかも?
楽に洗髪してもらって、気分もスッキリ
訪問看護師さんとの相性も良くて、週1回のシャンプータイム楽しみになりました![]()
移動手段も決まり、2〜3歩程度しか歩きませんが、そのことで息切れや脈拍をコントロールできるので、下肢筋力は座位とエアロバイクで維持しようと思います
また、肺高血圧症の治療薬で吸入をしてますが、これは止めてしまうかも
吸入することで咳を誘発してしまい、それが肺に負担かけることに繋がるから。来月の治験病院受診までに決めようと思います。ちなみに退院してきてから咳込むのが怖くて、まだ一度も吸入してません![]()
咳で骨折した箇所がまた痛み出すというのも避けたい。また最近背中が痛くて2箇所湿布を張り痛み止め飲んでます
とにかく咳をしない、出させない
なんかの標語みたい![]()
こんな感じでやっております
退院してきた日、自宅でびびちゃんにひょっこり顔を出し呼びかけると、えっ、なんでおんの?帰ってきたん?って感じで、まーるい目を更にまんまるくしながら顔を寄せてきてくれました![]()
ちゃんと顔を覚えてるんやなーとか、目を見開いて驚く顔を見て、喜んでくれてるんだなと感じられて嬉しかったです![]()

無理せずボチボチ、ゆっくりした生活で、びびちゃんとの時間も楽しみたいです![]()
