第1回団体交渉は、5月8日に会社に提出した要求書では10日以内に行うことを要求しましたが、会社側が都合が悪いということで遅れ、6月1日の13時からになりました。場所は社内ではなく、会社側が用意した西新宿の貸会議室で行いました。また、会社からは5月28日に要求書に対する暫定的な回答を頂きました。

団体交渉では、会社側は、管理本部長、企画管理部長、課長、それに弁護士二人の計5人でした。一方、労働組合側は、私と合同労組から副委員長、書記長、組織争対部長の計4人でした。

まず名刺交換の後、組合と会社がそれぞれの組織を紹介をし、それに関して互いに質疑応答を行いました。

次に、会社側のほうで要求内容でよくわからないものがあるということなので、組合側が口頭で説明しました。

成果としては、会社側は、労使協定の締結と届出手続きには明らかな法令違反であることを認め、この8月から始まる新年度から是正し、法令に則って行うと約束しました。

会社側は、不利益変更であるか否か、労働時間の管理をどのように行うかなどその他の要求に対しては持ち帰り、弁護士を交えて検討するということで、回答を次回まで保留しました。

第2回団体交渉は、6月25日(月)13時半から、また西新宿の貸会議室で行います。

【NOTE】 会社側で第2労働組合が結成されたことを知っているのはほんの一部の上層部のものだけです。社外で団体交渉を行うのも、社員に知られたくないからでしょう。