今年から誕生日の名言もお送りいたします。事件のストリートビューはいつも通りです。誕生日の名言は毎日ではないのですが、こちらもよろしくお願いいたします。古今東西の経営者や著名人の誕生日に合わせて名言をビジネスタッチで紐解いていきます。人生やビジネスの参考になれば、うれしく思います。次回は1月9日
<私は真のサービスとは結局、お客さまに『モノの豊かさ』だけでなく、『心の豊かさ』をも提供することだと信じています>これはダスキンの創業メンバーであり二代目社長の駒井茂春 ( 1923/1/8 ~ 1998/11/12 ) の言葉です。この言葉は、効率や利便性が重視される現代のビジネスにおいて、私たちが立ち返るべき本質を突いています。また、「心の豊かさ」とは、単なる付加価値ではなく、ビジネスの持続可能性を支える核となる概念です。
現代の顧客は、単に不便を解消する(モノの豊かさ)だけでなく、そのサービスを通じて「大切にされている」「生活が彩られる」という心理的充足(心の豊かさ)を求めています。機能的なスペック競争から脱却し、顧客の感情に寄り添う体験設計が不可欠です。
ダスキンの根底には「祈りの経営」があります。目先の利益を追うのではなく、「相手に喜んでもらいたい」という純粋な動機が、結果として強固なブランドロイヤリティを生みます。誠実な対話や細やかな配慮こそが、デジタル化が進むほど差別化要因となります。
顧客に心の豊かさを提供するためには、提供する側の心が満たされていなければなりません。社員自身が仕事に誇りを持ち、他者へ貢献する喜びを感じられる環境を整えることが、質の高いサービスを生む「善循環」の起点となります。
真のサービスとは、物質的な満足を超えた「魂の交流」です。効率化の波に呑まれず、一人ひとりの顧客に対して「心に響く瞬間」をいかに創出できるか。それが、時代を超えて選ばれ続ける企業の条件と言えるでしょう。
さて、唸声バージョンは<トルストイは真の豊かさは、他人を助ける喜びとともに成長すると言った。顧客も自身も喜びを共有できなければ、心の豊かさは得られない>「他人を助ける喜び」は、提供側が一方的に与えるものではなく、顧客からの「ありがとう」というフィードバックがあって初めて完結します。顧客と自身が喜びを共有する状態は、ファン化(ロイヤリティ)を強固にし、共に価値を作り上げるパートナーシップへと進化させます。モノが溢れる時代、スペックの差はすぐに埋まります。しかし、「この人と喜びを共有したい」という感情的なつながりは、模倣できない強力な参入障壁となります。
