地球温暖化と言われてきたが、寒冷化の傾向もあるという。
少し前の科学では、地球温暖化は二酸化炭素によるものだとされてきた。
これについては、以前も書いたので割愛するが、温暖化したら二酸化炭素が増えるのであって、二酸化炭素が増えたから温暖化になるのではない。
地球はこれまで、全球凍結したこともあれば、全球砂漠化したこともある。
生命の95%が死滅したこともあるのだから、何が起きても不思議ではないだろう。
地球の環境は何に依存しているだろうか。
第一は太陽であり、第二は地球である。
第三に他の天体衝突もあるだろうが、これはさておく。
太陽からは光と熱を受けている。有害な粒子や電磁波はバンアレン帯や電離層で防いでいるが、これは地球の機能といっていいだろう。
簡単に言えば、太陽からの光が減れば寒くなるし、増えれば暑くなるはずだ。
それだけでなく、地球の磁場は、太陽風に比例して強まったり弱まったりする。
実によくできた仕組みと言える。
太陽からの熱が弱まると、地球の温度が下がる。
逆に熱が強まると、地球の温度が上がる。
簡単な理屈だろう。
ただし、太陽が安定していても、地球が太陽に近づけば暑くなるだろうし、遠ざかれば寒くなる。
地球の軌道は一定ではなく、他の天体の影響によって変動するため、実際に起きているのである。
地球自体としては、大気の循環、海流によって気候が変動するが、その大元は地球内部の熱であり、磁場である。
局地的気温は雲の量により変わる。
日中は雲がないほど暑くなり、夜間は雲がないほど放射冷却が進む。
この雲の量は天候によるものではあるが、地磁気の影響によっても総体的に変動する。
地磁気が弱まると雲が増え、寒くなるというもので、強まると雲が減り暑くなるのである。
生命にとっては、温かい方が良く、気候が安定していた方が望ましい。
氷河期より温暖な方がいいのは当たり前だろう。
現代はさておき、いつがそうだったかと考えると、白亜紀だと思う。
石炭や石油ができるほど、全地球が暖かく、暑すぎなかった。
爬虫類の一種は巨大化し、恐竜として繁栄していく。
地球の核は冷めていく傾向にあるだろうが、大規模な変動は起こらないかもしれない。
ただし、スーパープルームのように、内部から大きな熱量が湧き上がることはあるだろう。
核に対流があって、その移動により磁力が生まれているのだから、磁力と核の状態は関連すると言える。
本題としたいのは、地磁気であり、磁極である。
北極と南極に磁極もある、というのは大雑把だが、だいたいそう考えていい。
北磁極は磁石のN極が指すことで分かる通り、S極になっていて、南磁極はN極である。
真反対にあると思われているかもしれないが、そうではない。
近年、南磁極の移動は少ないが、北磁極は移動を早めている。
検索するとロシアに近づいているというのが見つかるだろうが、北極に近づいていると言った方が正確かもしれない。
カナダ北部にあった北磁極は、北極に近づき、そのままだとロシアに近づくかもしれないというところだろう。
これ自体は移動しているだけだが、磁極の移動は気候にも影響が出るはずだ。
更に、磁極が反転することが知られている。
地球自体が回転するのではなく、磁極だけが変わるのである。
それが影響するかというと、それだけならそれほどの変化はないかもしれない。
ただし、その反転する過程は影響が大きいと思われる。
磁極が分断され、いくつもに別れたり、あるいは磁力が弱まることも考えられる。
それによって、バンアレン帯の状態が変動したりもするだろう。
現代であれば、何らかの電波障害なども起きるかもしれない。
もちろん、気候に影響しても不思議ではない。
どのくらいの期間、そうなのかというと、7000年ほどと考えられている。
少なくとも数千年はそういう状態だということで、何百年などでは終わらないのである。
つまり、人からみるとずっとだ。
よく中国四千年の歴史などというが、それ以上かもしれないのである。
ちなみに、料理の歴史で見ると四千年というのはまったくの嘘だ。
拙作の自作小説(俺のラノベは平安絵巻)にも書いているが、カレーもペペロンチーノも、辛い四川料理だって、絶対に200年くらいしか歴史を持たないのである。
さて、その地磁気変動がどの程度の影響になるかは定かではない。
運次第かもしれない。
なければ安定するのは当然のことだろう。
この300万年に11回の磁極逆転があったという。
変動の結果、前と同じ磁極になった場合もあるだろうから、変動自体はもっと多かったかもしれない。
ところが白亜紀には磁極反転はなかったらしい。
8000万年もあるのにだ。
だから気候が安定していたのかもしれない。
白亜紀の終わりは、大量絶滅と寒冷化が起こる。
隕石衝突などが定説となっているが、地球内部の変化によるかもしれない。
ただし、全球凍結や大陸移動、大気候変動や大量絶滅などは生命には必要だった。
それらの後で大規模な進化が起きているからである。
全球凍結は多細胞生物を生み出し、大陸移動は脊椎動物、両生類・爬虫類などを生み出した。
恐竜が絶滅したおかげでほ乳類の時代になったとも言えるし、気候変動によって木の上で生活ができなくなり、地上に降り、食料も木の実から魚介類や狩に移行したのかもしれない。
人類の脳の発達は、直立歩行により手が使えるようになり、顔が良く見えるため表情筋を発達させ、言葉にまで繋がり、肉食となったことで、脳へのエネルギーを増やせるようになり、脳の容積も拡大したのだという。
つまり、これらがなければ、今も単細胞生物だったかもしれないし、恐竜に怯えて樹上生活を送っていたかもしれないのである。
ちなみに、地球誕生から生命誕生まで10億年、単細胞生物として30億年、6億年前の全球凍結でやっと多細胞生物となり、6500万年前の恐竜絶滅以降、まったく違った生態系ができあがるのだから、いかに爆発的進化か分かるだろう。
とはいえ、次の大変動では人類は滅亡して、新たな生命が地球を闊歩するかもしれないが。
気候に話を戻そう。
太陽活動は弱まる時期であり、磁極も移動速度を速めている。
2000年に小さくなった北極海の氷は増加傾向にある。
2010年にはドイツ・キール大学ライプニッツ研究所は地球はミニ氷河期に入ったと発表している。
現時点で寒冷化傾向にあるのは報道されない。
温暖化ガスというのが嘘だったと言えないからではないだろうか。
少し前の科学では、地球温暖化は二酸化炭素によるものだとされてきた。
これについては、以前も書いたので割愛するが、温暖化したら二酸化炭素が増えるのであって、二酸化炭素が増えたから温暖化になるのではない。
地球はこれまで、全球凍結したこともあれば、全球砂漠化したこともある。
生命の95%が死滅したこともあるのだから、何が起きても不思議ではないだろう。
地球の環境は何に依存しているだろうか。
第一は太陽であり、第二は地球である。
第三に他の天体衝突もあるだろうが、これはさておく。
太陽からは光と熱を受けている。有害な粒子や電磁波はバンアレン帯や電離層で防いでいるが、これは地球の機能といっていいだろう。
簡単に言えば、太陽からの光が減れば寒くなるし、増えれば暑くなるはずだ。
それだけでなく、地球の磁場は、太陽風に比例して強まったり弱まったりする。
実によくできた仕組みと言える。
太陽からの熱が弱まると、地球の温度が下がる。
逆に熱が強まると、地球の温度が上がる。
簡単な理屈だろう。
ただし、太陽が安定していても、地球が太陽に近づけば暑くなるだろうし、遠ざかれば寒くなる。
地球の軌道は一定ではなく、他の天体の影響によって変動するため、実際に起きているのである。
地球自体としては、大気の循環、海流によって気候が変動するが、その大元は地球内部の熱であり、磁場である。
局地的気温は雲の量により変わる。
日中は雲がないほど暑くなり、夜間は雲がないほど放射冷却が進む。
この雲の量は天候によるものではあるが、地磁気の影響によっても総体的に変動する。
地磁気が弱まると雲が増え、寒くなるというもので、強まると雲が減り暑くなるのである。
生命にとっては、温かい方が良く、気候が安定していた方が望ましい。
氷河期より温暖な方がいいのは当たり前だろう。
現代はさておき、いつがそうだったかと考えると、白亜紀だと思う。
石炭や石油ができるほど、全地球が暖かく、暑すぎなかった。
爬虫類の一種は巨大化し、恐竜として繁栄していく。
地球の核は冷めていく傾向にあるだろうが、大規模な変動は起こらないかもしれない。
ただし、スーパープルームのように、内部から大きな熱量が湧き上がることはあるだろう。
核に対流があって、その移動により磁力が生まれているのだから、磁力と核の状態は関連すると言える。
本題としたいのは、地磁気であり、磁極である。
北極と南極に磁極もある、というのは大雑把だが、だいたいそう考えていい。
北磁極は磁石のN極が指すことで分かる通り、S極になっていて、南磁極はN極である。
真反対にあると思われているかもしれないが、そうではない。
近年、南磁極の移動は少ないが、北磁極は移動を早めている。
検索するとロシアに近づいているというのが見つかるだろうが、北極に近づいていると言った方が正確かもしれない。
カナダ北部にあった北磁極は、北極に近づき、そのままだとロシアに近づくかもしれないというところだろう。
これ自体は移動しているだけだが、磁極の移動は気候にも影響が出るはずだ。
更に、磁極が反転することが知られている。
地球自体が回転するのではなく、磁極だけが変わるのである。
それが影響するかというと、それだけならそれほどの変化はないかもしれない。
ただし、その反転する過程は影響が大きいと思われる。
磁極が分断され、いくつもに別れたり、あるいは磁力が弱まることも考えられる。
それによって、バンアレン帯の状態が変動したりもするだろう。
現代であれば、何らかの電波障害なども起きるかもしれない。
もちろん、気候に影響しても不思議ではない。
どのくらいの期間、そうなのかというと、7000年ほどと考えられている。
少なくとも数千年はそういう状態だということで、何百年などでは終わらないのである。
つまり、人からみるとずっとだ。
よく中国四千年の歴史などというが、それ以上かもしれないのである。
ちなみに、料理の歴史で見ると四千年というのはまったくの嘘だ。
拙作の自作小説(俺のラノベは平安絵巻)にも書いているが、カレーもペペロンチーノも、辛い四川料理だって、絶対に200年くらいしか歴史を持たないのである。
さて、その地磁気変動がどの程度の影響になるかは定かではない。
運次第かもしれない。
なければ安定するのは当然のことだろう。
この300万年に11回の磁極逆転があったという。
変動の結果、前と同じ磁極になった場合もあるだろうから、変動自体はもっと多かったかもしれない。
ところが白亜紀には磁極反転はなかったらしい。
8000万年もあるのにだ。
だから気候が安定していたのかもしれない。
白亜紀の終わりは、大量絶滅と寒冷化が起こる。
隕石衝突などが定説となっているが、地球内部の変化によるかもしれない。
ただし、全球凍結や大陸移動、大気候変動や大量絶滅などは生命には必要だった。
それらの後で大規模な進化が起きているからである。
全球凍結は多細胞生物を生み出し、大陸移動は脊椎動物、両生類・爬虫類などを生み出した。
恐竜が絶滅したおかげでほ乳類の時代になったとも言えるし、気候変動によって木の上で生活ができなくなり、地上に降り、食料も木の実から魚介類や狩に移行したのかもしれない。
人類の脳の発達は、直立歩行により手が使えるようになり、顔が良く見えるため表情筋を発達させ、言葉にまで繋がり、肉食となったことで、脳へのエネルギーを増やせるようになり、脳の容積も拡大したのだという。
つまり、これらがなければ、今も単細胞生物だったかもしれないし、恐竜に怯えて樹上生活を送っていたかもしれないのである。
ちなみに、地球誕生から生命誕生まで10億年、単細胞生物として30億年、6億年前の全球凍結でやっと多細胞生物となり、6500万年前の恐竜絶滅以降、まったく違った生態系ができあがるのだから、いかに爆発的進化か分かるだろう。
とはいえ、次の大変動では人類は滅亡して、新たな生命が地球を闊歩するかもしれないが。
気候に話を戻そう。
太陽活動は弱まる時期であり、磁極も移動速度を速めている。
2000年に小さくなった北極海の氷は増加傾向にある。
2010年にはドイツ・キール大学ライプニッツ研究所は地球はミニ氷河期に入ったと発表している。
現時点で寒冷化傾向にあるのは報道されない。
温暖化ガスというのが嘘だったと言えないからではないだろうか。