煙草は良くない。
筆者は喫煙者である。
嫌煙で書いているのではない。
ニコチンは無味無臭の毒物である。
猛毒であり、大人の致死量で50~60mg、子供では10mg~20mgとなる。
どのくらい煙草に入っているかというと、1本に30mg程度だそうだ。
煙草は食べにくいが、その水溶液になると誤飲もしやすくなり、かつ危険度も上がる。
空き缶を灰皿代わりにして吸殻を捨てているとすぐに致死量が溜まる。
赤ちゃんは何でも舐めたり口に入れたりする。
誤飲の調査では過半数の親が誤飲を経験しているという。
その第一位が煙草で、圧倒的に多い。
煙草を誤飲した場合は水や牛乳を飲ませてはならない。
乾いた煙草がごく少量であればそれほど心配はいらないが、量が判らなかったり4分の1を超えるようなら病院へ急行する。
しかし、湿った煙草は非常に危険(溶け出している)であって、少量でも病院へ行くべきだ。
この場合、小児科では対処できない(胃洗浄・腸洗浄を行う必要がある)可能性もあるため、救急センターなどを受診すべきだろう。
状態によっては救急車を呼ばなければならない。
上記のように、煙草半分程度でも致死量となりうるのだから。
小さな子供がいて、その手の届くところに煙草や灰皿を置いたり、空き缶を灰皿代わりにして放置するなどは言語道断である。
誰もが判るだろう。
子供が悪いのではなく、親が悪い。
肝に銘じて欲しい。
また、ニコレットなどのニコチン入りガムはお菓子のようであり、ガムのよう(ガムだが)だから子供は興味を示すのが当然であり、食べることもあるだろう。
煙草に比べ、苦くもないしガムのような味もある。
1個に2mgのニコチンを含有しているというから、1個で致死量となることはないだろうが、複数個を飲み込めば危険度は上がってしまう。
これも危険であることを認識しなければならないものである。
煙草が体に悪いことは喫煙者が最も判っていることだろう。
嫌煙者に言われるまでもなく、今や肩身を狭くして吸っている人が多いはずだ。
なぜ喫煙が止められないのかというと、習慣性があり、ニコチン依存症となるからである。
ニコチンが体内に入ると急速に代謝される。
半減期は2時間だという。
ニコチンはニコチン性アセチルコリン受容体 (nAChR) に作用し、ドパミン系神経の脱抑制を起こし快感を与える。
これが減ると逆に不快感となるため、更に快感を求めニコチンを欲するようになるのである。
ニコチン中毒では頭痛・嘔吐などの症状を起し多量に摂取した場合は死亡する。
ニコチン依存症とニコチン中毒はまったく違うものである。
煙草が体に悪いのはニコチンだけの問題ではない。
煙草の箱にタールとニコチン量が書かれているが、タールも曲者である。
いわば発がん性物質の塊なのだ。
ただし、煙草だからというのではなく、何でも燃えると生じるものだが、直接吸うのは煙草だけだから問題視されるのであって、蚊取り線香でもかなりのタールが付着する。
煙草のタールは酷く苦く辛いものである。
これが好きな人は喫煙者でもいないだろう。
最も嫌われるものに副流煙がある。
煙草を吸って出る煙を主流煙といい、吸わずに出てくる煙を副流煙という。
発がん性物質が主流煙より多く含まれているとされる。
実際、喫煙者でもこの副流煙は目に染みるし、他人の副流煙はいただけないものとなる。
いわば悪の権化。
ところがこの副流煙はわざと作られている。
実は、煙草というものは吸わないと消えてしまうのが本来の姿であり、実際、無添加煙草を置いておくと火が消えるし、葉巻でもパイプでも消す場合は放置して消す。
では、なぜ副流煙が出て、煙草は火事にさえなるまで消えずに燃え続けるのだろうか。
これは燃焼促進剤が添加されているためである。
お分かりのように、無添加煙草というものもあるのだから、わざわざ燃やす必要など本当はない。
燃えなければ副流煙も少量だけ出て、消えてしまえばもう煙は出なくなる。
良いことばかりではないか。
しかし、都合が悪い人もいる。
それを説明するには、まずニコチン・タールの測定方法を先に書かなければならない。
喫煙する機械によって測定するのだが、それは60秒置きに2秒をかけて35ccの空気を吸い、それをフィルター付きなら30mm、両切りなら23mmを残すように繰り返す。
これで集められたニコチン・タールが1本あたり量として表示されているのである。
一般的な喫煙者は60秒置きに吸うなどということはしないが、その60秒で火が消えてはまずい。
逆にその間にできるだけ燃えてくれれば、表示する量が少なくて済むことになる。
必要なのは量を測定する側、つまり作って売る側だったのである。
なお、62秒に1回吸うと表示された数字になるが、31秒に1回なら倍の量になり、10.3秒に1回なら6倍にもなる。
6という表示のものを62秒に1回吸うのと、1という表示の煙草を10.3秒に1回吸うのでは同じ量になるのである。
そもそも、表示されているニコチン・タールがどうして違うのだろうか。
もちろん、煙草以外を混ぜているのでも、煙草からニコチン・タールを除去しているのでもない。
ニコチン・タール量の異なる原料もあるだろうが、それほど大きく違わないだろう。
例えば、ショートピースはタール28mg/ニコチン2.3mgである。
1と表示されているタール1mg/ニコチン0.1mgと比べると、タールは28倍、ニコチンは23倍となる。
雲泥の差だ。
これも表示を減らすのが目的であって、健康のためではなく、健康志向の人が煙草離れをせずに喫煙を続けるために作られているのである。
タールは煙の量である。
煙が少なくなれば良い。
フィルターはかなり煙を減らす。
ショートピースは両切りなのだ。
また、葉の量を減らせば燃えやすく(燃えるのと燻るのでは煙の量が違う)もなり、量が少なければそもそも煙も少なく(燃えるものがない)なる。
同じだけ吸った場合に煙が少なければ良いのだから、空気を混ぜることもしている。
フィルターに穴を開け、吸われた35ccの内半分が空気ならニコチン・タールは半分に表示できる。
1mgという煙草が煙が薄いと、フィルターの穴を塞ぎ、絶え間なくスパスパ吸うなら、何の意味もない数字なのである。
煙草を作って売る側にとって、最も脅威なのは禁煙されることである。
どんどん吸って欲しいし、そのためにはニコチン依存症になって欲しいと願うだろう。
そのために、アンモニアを添加しているという。(非公開)
アンモニアはニコチンのガス化を促進し、肺に入ってより摂取されやすくするという。
副流煙の臭い(煙草の臭いそのものもだが)が悪く、衣服に臭いが付くのはこのアンモニアやアセトアルデヒドのためのようである。
また、煙草というものは煙くて吸い辛いものである。
無添加煙草の濃い煙(弱ければ吸い込める)を吸い込もうとしてもきつくて吸い込めないのだ。
喉が絞められるような感じになる。
これは小粋という刻み煙草を煙管で吸うと良く判る。
このため、喉の通りを良くし、肺に入れやすいように添加剤が加えられている。
つまり、ニコチンは摂取しやすく、肺に入れやすくすることで、肺喫煙によるニコチン依存症を起こさせ、より多く量を吸わせ止めさせないように作られているのである。
企業として悪いとは言えないので、あえて企業名は記さなかった。
まあ、日本には1社しかないのだが。
煙草でもうひとつ悪いのではないかというのが巻紙である。
ライス(穀物)やヘンプ(麻)などから作られた紙で巻かれている。
これも燃えれば何がしかの物質を放出するのは当たり前のことだろう。
また、こちらに添加剤を入れることもできる。
煙草の葉の方ではなく、紙にであれば製造過程に使用などと誤魔化せるかもしれない。
このように考えると、いくつか考えなくてはならない。
まず、添加剤はいらないということだ。
無添加の煙草が良い。
巻紙もない方が良いということになる。
実際、無添加で巻紙もない煙草を燃やした場合、その臭いはほとんど“焚き火”である。
いわゆる煙草のような嫌な臭いではないし、体や衣服に臭いも付きにくい。
更には、禁煙すべきということにもなるが、喫煙するならどうしたら良いだろうか。
巻紙がなく無添加の煙草を吸うのは実は簡単である。
紙巻煙草を止めるだけで良い。
葉巻などには香りがあるものが多いし、パイプ煙草もそうである。
残るのは手巻き用のシャグというものと、刻み煙草となる。
手巻きしたのでは紙も必要だから、吸うならパイプか煙管ということになるだろう。
そこでおすすめは煙管だ。
吸う量も少なくなる。
簡単に金額的に激減させることができるのである。
詳しくは他のサイトで書いている。
まあ、内容的には禁煙のためであり、禁煙準備として煙管を使うものである。
サイトはこちら パパも式禁煙法
筆者は喫煙者である。
嫌煙で書いているのではない。
ニコチンは無味無臭の毒物である。
猛毒であり、大人の致死量で50~60mg、子供では10mg~20mgとなる。
どのくらい煙草に入っているかというと、1本に30mg程度だそうだ。
煙草は食べにくいが、その水溶液になると誤飲もしやすくなり、かつ危険度も上がる。
空き缶を灰皿代わりにして吸殻を捨てているとすぐに致死量が溜まる。
赤ちゃんは何でも舐めたり口に入れたりする。
誤飲の調査では過半数の親が誤飲を経験しているという。
その第一位が煙草で、圧倒的に多い。
煙草を誤飲した場合は水や牛乳を飲ませてはならない。
乾いた煙草がごく少量であればそれほど心配はいらないが、量が判らなかったり4分の1を超えるようなら病院へ急行する。
しかし、湿った煙草は非常に危険(溶け出している)であって、少量でも病院へ行くべきだ。
この場合、小児科では対処できない(胃洗浄・腸洗浄を行う必要がある)可能性もあるため、救急センターなどを受診すべきだろう。
状態によっては救急車を呼ばなければならない。
上記のように、煙草半分程度でも致死量となりうるのだから。
小さな子供がいて、その手の届くところに煙草や灰皿を置いたり、空き缶を灰皿代わりにして放置するなどは言語道断である。
誰もが判るだろう。
子供が悪いのではなく、親が悪い。
肝に銘じて欲しい。
また、ニコレットなどのニコチン入りガムはお菓子のようであり、ガムのよう(ガムだが)だから子供は興味を示すのが当然であり、食べることもあるだろう。
煙草に比べ、苦くもないしガムのような味もある。
1個に2mgのニコチンを含有しているというから、1個で致死量となることはないだろうが、複数個を飲み込めば危険度は上がってしまう。
これも危険であることを認識しなければならないものである。
煙草が体に悪いことは喫煙者が最も判っていることだろう。
嫌煙者に言われるまでもなく、今や肩身を狭くして吸っている人が多いはずだ。
なぜ喫煙が止められないのかというと、習慣性があり、ニコチン依存症となるからである。
ニコチンが体内に入ると急速に代謝される。
半減期は2時間だという。
ニコチンはニコチン性アセチルコリン受容体 (nAChR) に作用し、ドパミン系神経の脱抑制を起こし快感を与える。
これが減ると逆に不快感となるため、更に快感を求めニコチンを欲するようになるのである。
ニコチン中毒では頭痛・嘔吐などの症状を起し多量に摂取した場合は死亡する。
ニコチン依存症とニコチン中毒はまったく違うものである。
煙草が体に悪いのはニコチンだけの問題ではない。
煙草の箱にタールとニコチン量が書かれているが、タールも曲者である。
いわば発がん性物質の塊なのだ。
ただし、煙草だからというのではなく、何でも燃えると生じるものだが、直接吸うのは煙草だけだから問題視されるのであって、蚊取り線香でもかなりのタールが付着する。
煙草のタールは酷く苦く辛いものである。
これが好きな人は喫煙者でもいないだろう。
最も嫌われるものに副流煙がある。
煙草を吸って出る煙を主流煙といい、吸わずに出てくる煙を副流煙という。
発がん性物質が主流煙より多く含まれているとされる。
実際、喫煙者でもこの副流煙は目に染みるし、他人の副流煙はいただけないものとなる。
いわば悪の権化。
ところがこの副流煙はわざと作られている。
実は、煙草というものは吸わないと消えてしまうのが本来の姿であり、実際、無添加煙草を置いておくと火が消えるし、葉巻でもパイプでも消す場合は放置して消す。
では、なぜ副流煙が出て、煙草は火事にさえなるまで消えずに燃え続けるのだろうか。
これは燃焼促進剤が添加されているためである。
お分かりのように、無添加煙草というものもあるのだから、わざわざ燃やす必要など本当はない。
燃えなければ副流煙も少量だけ出て、消えてしまえばもう煙は出なくなる。
良いことばかりではないか。
しかし、都合が悪い人もいる。
それを説明するには、まずニコチン・タールの測定方法を先に書かなければならない。
喫煙する機械によって測定するのだが、それは60秒置きに2秒をかけて35ccの空気を吸い、それをフィルター付きなら30mm、両切りなら23mmを残すように繰り返す。
これで集められたニコチン・タールが1本あたり量として表示されているのである。
一般的な喫煙者は60秒置きに吸うなどということはしないが、その60秒で火が消えてはまずい。
逆にその間にできるだけ燃えてくれれば、表示する量が少なくて済むことになる。
必要なのは量を測定する側、つまり作って売る側だったのである。
なお、62秒に1回吸うと表示された数字になるが、31秒に1回なら倍の量になり、10.3秒に1回なら6倍にもなる。
6という表示のものを62秒に1回吸うのと、1という表示の煙草を10.3秒に1回吸うのでは同じ量になるのである。
そもそも、表示されているニコチン・タールがどうして違うのだろうか。
もちろん、煙草以外を混ぜているのでも、煙草からニコチン・タールを除去しているのでもない。
ニコチン・タール量の異なる原料もあるだろうが、それほど大きく違わないだろう。
例えば、ショートピースはタール28mg/ニコチン2.3mgである。
1と表示されているタール1mg/ニコチン0.1mgと比べると、タールは28倍、ニコチンは23倍となる。
雲泥の差だ。
これも表示を減らすのが目的であって、健康のためではなく、健康志向の人が煙草離れをせずに喫煙を続けるために作られているのである。
タールは煙の量である。
煙が少なくなれば良い。
フィルターはかなり煙を減らす。
ショートピースは両切りなのだ。
また、葉の量を減らせば燃えやすく(燃えるのと燻るのでは煙の量が違う)もなり、量が少なければそもそも煙も少なく(燃えるものがない)なる。
同じだけ吸った場合に煙が少なければ良いのだから、空気を混ぜることもしている。
フィルターに穴を開け、吸われた35ccの内半分が空気ならニコチン・タールは半分に表示できる。
1mgという煙草が煙が薄いと、フィルターの穴を塞ぎ、絶え間なくスパスパ吸うなら、何の意味もない数字なのである。
煙草を作って売る側にとって、最も脅威なのは禁煙されることである。
どんどん吸って欲しいし、そのためにはニコチン依存症になって欲しいと願うだろう。
そのために、アンモニアを添加しているという。(非公開)
アンモニアはニコチンのガス化を促進し、肺に入ってより摂取されやすくするという。
副流煙の臭い(煙草の臭いそのものもだが)が悪く、衣服に臭いが付くのはこのアンモニアやアセトアルデヒドのためのようである。
また、煙草というものは煙くて吸い辛いものである。
無添加煙草の濃い煙(弱ければ吸い込める)を吸い込もうとしてもきつくて吸い込めないのだ。
喉が絞められるような感じになる。
これは小粋という刻み煙草を煙管で吸うと良く判る。
このため、喉の通りを良くし、肺に入れやすいように添加剤が加えられている。
つまり、ニコチンは摂取しやすく、肺に入れやすくすることで、肺喫煙によるニコチン依存症を起こさせ、より多く量を吸わせ止めさせないように作られているのである。
企業として悪いとは言えないので、あえて企業名は記さなかった。
まあ、日本には1社しかないのだが。
煙草でもうひとつ悪いのではないかというのが巻紙である。
ライス(穀物)やヘンプ(麻)などから作られた紙で巻かれている。
これも燃えれば何がしかの物質を放出するのは当たり前のことだろう。
また、こちらに添加剤を入れることもできる。
煙草の葉の方ではなく、紙にであれば製造過程に使用などと誤魔化せるかもしれない。
このように考えると、いくつか考えなくてはならない。
まず、添加剤はいらないということだ。
無添加の煙草が良い。
巻紙もない方が良いということになる。
実際、無添加で巻紙もない煙草を燃やした場合、その臭いはほとんど“焚き火”である。
いわゆる煙草のような嫌な臭いではないし、体や衣服に臭いも付きにくい。
更には、禁煙すべきということにもなるが、喫煙するならどうしたら良いだろうか。
巻紙がなく無添加の煙草を吸うのは実は簡単である。
紙巻煙草を止めるだけで良い。
葉巻などには香りがあるものが多いし、パイプ煙草もそうである。
残るのは手巻き用のシャグというものと、刻み煙草となる。
手巻きしたのでは紙も必要だから、吸うならパイプか煙管ということになるだろう。
そこでおすすめは煙管だ。
吸う量も少なくなる。
簡単に金額的に激減させることができるのである。
詳しくは他のサイトで書いている。
まあ、内容的には禁煙のためであり、禁煙準備として煙管を使うものである。
サイトはこちら パパも式禁煙法