あっという間に、また週末土曜日がやってきました。

七月、暑い暑い夏の到来です。

明日は七夕。

 

博多では一日から祇園山笠の神事が始まり

二十日間くらい、祭りの行事が続きます。

 

そんな今日はおじさんの命日。

ちょうど一年です。

 

去年の今日、亡くなったのですが

亡くなる前から慌ただしくなるので

 

去年の今頃は、

病院から色々な判断と決定を求められる従姉妹から

日々、電話の相談が入り、

離れていたけど、一緒にその時を迎えた感じでした。

 

そんな感じで、この季節や祭りの話でも

去年の今頃のことを考えるので、

 

実際、離れた兄弟とも相談しつつ

その具体的対応を全て一人でやった従姉妹は、

なおさらのことでしょう。

 

一緒に暮らしていた両親を半年の間に

続けて亡くした従姉妹は、この一年、

いろんな思いを抱えながらやってきたわけですが

 

今月に入ってから、やっぱり自分の気持ちを持て余している模様。

グリーフで「命日反応」という言葉もあるけれど、

 

近くで関わってきたものには、命日だけでなく、

その前後の一日一日をリアルに思い出すもの。

 

誰にとっても命日にふと足を止めて

個人を思い偲ぶことはあるけれど

 

その重さは人それぞれ。

距離感や、それまでの関係でも中身は違います。

 

グリーフとは共通のようで共通でない、

個別性の高いもの。家族の中でだって、

その思いや思い方は、全然違うこともあります。

 

家族でシェアした方がいいことも、

家族でシェアできた方がいいこともある一方で

 

自分の思いが受け止められるところで、

シェアした方が共感できることや救われることも

あるものです。

 

それぞれの立場で「あるある」ということもあるから。

 

何にしても一人で抱えるには苦しすぎることも、

一人で考えても、自分だけの視点で

自責や他責に苦しみ過ぎてしまうこともあるグリーフ。

 

自分の思いを共有できる人が、どこかに見つけられますように。

心を開けば、意外と身近にいるものです。

隠されごとほど、それが難しいのだけど。。。

 

伯父との距離の遠かった私は、

博多の祇園山笠の時期に、伯父が天国に行ったこと、

返って、その季節にいいことも、楽しい思い出も

思い出せそうで、前よりも距離が近くなった感じです。

 

そして、両親とそれぞれ同じ歳だった

伯父伯母夫婦。

 

私の親との時間も限られていることを

実感させてくれます。

 

こうして、両親と元気に日々を共にできることを

大切にしたいと思います。

 

祖先との繋がりも感じさせられる

親戚の命日

 

伯父さん、おじいちゃん、おばあちゃん

ありがとうございます。