昨日は立春だったというのに、

今日は薄曇りの冬のような空。

午後からは雪の予報も出ています。

 

でも2月の初めらしい空気。

 

雪の日にまだ冬枯れの景色の中で

病院の中庭にスッと一本、


たわわに花をつけて立つ

黄色い蝋梅の木を見つけて

 

ちょっとお姉さんの患者さんの乗った車椅子を

雪をかき分けかき分け押して、

 

一緒に蝋梅の香りを楽しんだのは、

ちょうど立春の今頃でした。

 

病室を訪ねると、

いつもネットで英語の記事を読んでいて、

 

話題の途中で何かわからないことがあると

さっと英語で検索して、

私に見せて教えてくれるような

まさに元バリキャリお姉さんだったけど

 

50歳を過ぎて、

大事にしてくれていた上司の潮流が変わって、

他の流れが主流になって、

上司も退職したあとは、自分も辞めて、


(やり手なので)誘われていくつか

他の会社にも行ったけど


なんとなく、もういいかなと思って

早期に退職してしまった話などしてくださって、

 

でもその後、こうやって病気になってみると、

あの時やめてよかった。

早く辞めたから、

世界のあちこち旅もできたし、

好きなことをする時間もできた。

なんて、旅の話や

その後の生き方の話を

散歩をしたりお茶をしながら聴いていました。


地方の友人の庭に、離れを建てさせてもらって

別荘のように行き来してた暮らしとか!

家族がいなくても家族のようにサポートしてくれる友人がいたりとか

私の人生の参考になる話しを

たくさん聴かせてくださいました。

 

他にも50代でちょっと早めにリタイヤした

お姉さんたちの話を聴いてきましたが、

自分がその年代になってみると

 

50代の女性には、いろんな落とし穴っていうか、

バリバリやってきたほど体調面でも、

その世代ならではの、

なんとなく仕事についていけない感ってあるのかも!!

 

目も老眼入ってきて、細かい資料を読んだり

素早い流れについていけないし、

 

体調的になんとなく若くて頭がキレすぎる集団に、

体も心も追いつかない時や、家族の状況、

 

好きで情熱を傾けていた仕事でも

引き立ててくれていた人たちの退職、

出世の潮流や会社そのものの潮流が変わるとか、

 

体のライフサイクルだけでなく

環境のライフサイクルでも落とし穴がいっぱい

 

話を聞いていた時よりも

見にしみて実感するような、

そんなお年頃に自分が入ってみて、

 

あれ?まさに?

渦中に気付いていれば、

もう少し状況に対して工夫できたのか?

なんて思ったりもするけれど

 

人生100年時代に入って、

50代は切替どきでもあるのかも。

 

新しいこれからの人生のペースに

シフトチェンジしていくのには、

遅過ぎもせず、むしろちょうどいいのかも

とも思います。

 

そして心強いのは、みんな振り返ってみて

後悔どころか、早めに辞めておいてよかった!

と言っていたこと。

 

やりたいことは、健康な時にやっとかないと。

健康じゃなくなってから気付いても遅い。

 

ちょっと先輩のお姉さんたちから

学ぶことって多い。

 

そして、ちょっと先輩のお姉さんたちが

いくつになってもチャレンジしていたり、

 

素敵だったり、楽しそうだったり、

そんな姿を見せてもらうと未来が励まされます。

 

なんでこんなことを急に思い出したかというと

昨日のアロマで素敵なお姉さんたちと

一緒にワークショップを楽しんで、

 

これまで出会った素敵な女性の先輩方のことも

思い出したのと、

ちょうど雪予報に蝋梅の季節だったから!

 

蝋梅をみると、蝋梅の香りをかぐと

いつもそのお姉さんを思い出していますが、

 

昨日はさらに、いくつになっても素敵にしている

お姉さんたち(年齢は不詳)に触れたから。

 

私もちゃんと心も身体も生活も、素敵にしてあげないとな、、、

と反省し、今日は早速、昨日の自分で選んだアロマで作った

ローズとサンダルウッドを垂らした蜜蝋のバームを

お顔に塗ってあげました。


サンダルウッドが白檀のことだと

初めて知ったので記念に、

ローズとサンダルウッドをセレクトしました。


子どもの頃、白檀のセンスの香りを

かいだのを思い出しました。