子供二人が仲がいいことはとても嬉しい。


夏休みに入り、家の中でいつも二人で遊ぶのは多分どこの家も同じかな?


なっちは以前から着替えが大好きで、やたらと無意味にお着替えをする。


それをみていたトムトム。


ドレスアップごっこが最近のマイブーム?なのか・・・



私が産んだ子は女の子と男の子だったはずでは・・・・とときに心配になる・・・・



女、男の順で子供を持つ母親に聞くと、まぁ、そういう時もあるよね・・・と同意してくれるので心配はしてないのだが・・・





Thomas家の英国日記


これはドレスアップしてからのシンデレラごっこ。

洗濯物を干すのは二人して手伝ってくれるのはいいのですが・・・・なぜドレスアップが必要なのか・・・??


トムトムはガラスの靴を持っていないので、なっちのスリッパを拝借。



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そして、また別の日。


なっちの着ている服は今年の彼女のお気に入り。なので、この服だけはどうやらトムトムに貸さないらしい・・・

でも、トムトムを見ると、こういう女の子もいるような・・・と思ってしまうのよね。


まぁ、今だけだから・・と思って母も息子の女装を笑いながら見ていますが・・・・

子供の夏休みの始まりは日本と同じ。

といっても、イギリスでは5歳になる9月から学校が始まるので、なっちはナーサリーを卒業してしまいました。

入学式もないので、卒業といってもgood bye partyがあるだけ。手作りの証書はいただきましたが・・・・


だから特に感極まるものなんてなし。


日本に帰ればまた保育園か幼稚園だしね~


困ったことに、今年は来客ゼロのトーマス家。

Holidayは8月末に予定しているものの、そのほか予定ゼロ。仕事を持っているとなかなか予定って難しいもの。


毎日ナーサリーの通っていたなっちにとって、夏休みはただただ暇なだけ

『I'm bored!』と日々言われています。


そんな中、10日間の居候がやってきました。


それは・・・・・



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この子達。ジャービルって種類らしいんだけど・・・日本語ではよくわからない。

ねずみ(mouse)の尻尾に毛が生えてるものって感じ。名前はもともとあったのだけど、覚えられないので、新たに我が家で命名。

向かって左の大きな(デブ)のねずみがガス、向かって右のスマートなのがレミー。大きなねずみの下にうもれているのはレミーの双子で、大きさも色もレミーと見分けがつかないので、これもレミーにした。


子供たちは大喜び!!籠に張り付く張り付く!!


心配したルイスも敵意を見せず、おとなしかったので、私もホッ。


その心配は翌日までだった・・・・・


ルイスは丸一日このネズミたちの存在に気づいてなかったのだ・・・・あの犬には鼻がついているのだろうか・・・と度々思う我らなのですが・・・



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それからというもの・・・・かわいそうなネズミたち・・・・

この居候、夜行性だったので、昼間はとにかくず~~~~と寝ているの。

はじめ、楽しんでいた子供たちも、いつも寝ているねずみにがっかり。


昼間はルイスの攻撃におびえ、隠れ、夜になるとカサカサっという音とともに行動が始まり・・・・



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回る、回る。


これはレミーの方。小さくて軽いので、回転も速い、速い。

カメラのシャッターついていけませんでした。


なので、今度はちょっとシャッターを早くしてみたりして・・・


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とにかく、動きが子供以上に速くて・・・・写真撮るのが大変でした。


居候1週間も過ぎてくると、やっぱり生き物。なんだかリビングが臭うように・・・・生き物のにおいっていうか、排泄物の臭いっていうか・・・・


もともと古い日本家屋に住んでいた私はネズミ大嫌いだったのですが・・・・1週間でそれを克服することは結局できず・・・・



そして、親の元へ帰っていく日・・・・

一番悲しがったのは、子供たちではなく・・・・・・・・



ルイスでした。



彼女はもともと母性がつよい犬(だから手術をしたのだけど)、だからまたまたこのネズミたちを子供と間違えてしまったようです。


『クィ~ン、クィ~ン』としきりに泣くルイス。飼い主の車にまで乗り込むルイス。


でも、このネズミたち、ルイスの気持ちなんてわからず、きっといつもの平和な日々、昼間に子供にいたずらされず、犬にほえられず、ゆっくり眠れる日々が懐かしかっただろう・・・きっと、この家はこのネズミたちにとってストレスフルな家だったんだろうと思う。


子供たちの興味も3日までだったようで、返って悲しい思いもさせず、『うちにも欲し~い』などとたわ言も言われず、10日間終了しました。

今の家に住み始めてから約2年なのですが、その間片隣の住人は現在、3家族目。この2年の間に3回も引越しがあり・・・

なので、仲良くなるどころか、誰がお隣さんなのかもわからない状態。

引越ししてきても挨拶がないのが普通らしく、ある日突然隣の家が空家ではなくなっているという状態。


今のお隣さんの前の家族はある日突然越してきて、挨拶もないまま、ある日の夜突然うちに来て、

『水道の蛇口が壊れて、お湯が駄々漏れ状態なの。夫もいないので助けて!!』と我が家の夫を尋ねてきたの。

夫は手伝いにいったんだけど、その後、ある日突然の引越しで去っていた。


ロンドンなんてこんなものなのかも・・・と思い近所付き合いは無であった。


そして、また最近新しいファミリーが・・・・

今回は5歳と7歳のこどもがいるので、子供同士どうも気になるよう。というか、向こうが気にしてくれているよう。

庭で遊んでいると、塀ごしに我が子たちの名前を呼んでくる。それもなっち限定。彼女はとてもシャイなので、呼び返すこともできず、もじもじしてるんだけど・・・


そんな中、週末パーティやるんだけど来ない??と言うお誘いが・・・


もちろん行かせていただくことに。どうもパーティの趣旨は旦那様のバースディらしい。


パーティはPYOの後だった。結構疲れていたんだけど、なにせ隣なので、帰りたくなったらすぐ帰れる。



家からまどの外をのぞくと続々と集まる黒人たち。(隣人は黒人なのです)

『招待客みんな黒いよ~』『それが普通だよ』

蓋をあけてみると、どうも呼ばれていたのは家以外、全員親戚。

親戚の数はなんとも多いのだが、そこに入るのにも勇気が・・・・・


中に入るまで、実はどの人が奥さんでどの人が主役の旦那様なのかも知らなかったの。

でも、みんな歓迎してくれたよ。


『私たちはみんな親戚なの。彼女は私のいとこで彼女は私のいとこ。』というように確かに少しずつ血はつながっているようだけど、明らかに他人って言う人もいる。いとこのいとこはほぼ他人だもんね~


どうやらよくよく話を聞くと彼らはみんなジンバブエ人で、全員移民。そして毎週どこかの家でホームパーティをしているんだとか。だから慣れているって感じ。


子供たちも親戚だからか毎週会っているからか、みんな兄弟のように仲がいい。

みんなよく似ているから(というか大人も子供も同じ顔に見える)どの子とどの子が兄弟なのかもわからなかった。


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みんないい顔してるでしょ。



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ちびっこはちびっこどうし。


そしてなっちは性格上どこにも入れず・・・・



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この料理が本当においしかった~

どれもこれも大満足。これはジンバブエ料理なのか・・・・と聞きたかったが、この日は聞けなかった。

いつかレシピを教えてもらおうと思っているんだけど。



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そして、夕食を食べ、飲みながらダンスタイムへ。

子供もまだ小さいのに、リズム感抜群!!おばあさんもノリノリでダンスも上手。

さすがにこんな小さいうちから毎週ダンスをしていれば、うまいはずだわ~と感心してしまった。



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中に入れないなっちは外でダンス。



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夜になってもダンスは続く、続く。

ほとんど踊っていたのは女性人。でも男性も上手なんだよ。


途中からアフリカンミュージックに変わり(その前はヒップホップだった)、ダンスもアフリカンに変わってしまったので、私は退散。でも、その後も『なんで踊らないの?早くおいでよ~』と。


本当に気さくでいい人達!


しかし9時を過ぎたころから時間が気になりだし・・・・・

子供たちにもうすぐバースディケーキの時間だよ!と教えられたので、それが終わってから退散しようと待つわ、待つわ・・・


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ようやく、待ちに待ったケーキの時間(もう10時過ぎていました)


ちなみに黄色の服が奥さんで黒いTシャツが旦那さん。としは31歳になったようです。

そして赤い服をきた女の子をはさんだ二人がこの二人の子供たち。



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ケーキの火も消えて、子供たちケーキに群がります。


私もそろそろ帰りたかったのですが、隣では大人たちが何やら・・・・



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どうやら旦那さんのお母さん(白い服の人)を中心にスピーチとどうやら賛美歌を歌っていたよう。このあたりはジンバブエ語に変わっていたので、まったく理解できず。


その後、夫婦のラブリーダンスタイムに入り、ケーキはいつになるのやら・・・・

ということで我々親子は退散させて頂きましたが、夫は居残り、翌日聞いた話では2時まで歌って、踊って飲んでいたそう。ちなみに子供たちも最後までいたんだって!!


いままで参加した中で一番楽しいパーティでした。

おそらく食事のおいしさと人々の気さくな性格と、楽しいダンスが最高のパーティになるんでしょうね。

今回はいい勉強になりました。なかなかイギリス人(白人)や日本人のパーティではこうはいかないんでしょうけどね。