みなさんこんばんは

 

引き続き、FZR250のエンジン点検続きです。

 

クラッチカバーも塗装の為、エンジンから取り外したので

 

クラッチの点検をしました。

 

高回転エンジンの為、オイルとの組み合わせでクラッチが滑りやすい為

 

各部点検しました。

クラッチ↓

 

 

クラッチ板↓

少し動かさなかった期間が有った為、フリクションプレートがクラッチプレートに

若干張り付いた跡が有りました

オイルストーンで張り付き部を磨きます。定盤の上です。

 

 

反りの確認をしました。0.10以内。規定値内でした。

 

 

フリクションプレートの厚さ確認しました。

標準厚さ2.92-3.08 使用限度2.8mm

以前交換しているため、摩耗も無く規定値内です。

 

 

クラッチスプリングのへたりの確認。長さチェックをしました。

標準自由長30.0mm 使用限度28.0mm

こちらも規格内でした。

クラッチは特に問題ない為、洗浄して新しいオイルを塗布し組み立てます。

 

クラッチプレッシャープレートは矢印と〇マークを合わせます。

プッシュロッドのOリング

Oリング(左)が切れていましたので、右の新しいOリングに交換しました。

Oリングセットは常備しています。(ストレート製)

使うのは限られていますが、応急で使うことが有ります。

耐ガソリンでは有りません。オイル周り・水道(散水シャワー)・噴霧器の効果用オーリングとしても

使える物がそろっています。

 

クラッチレバー(エンジン)のマークをボルトセンターになっているか確認します。

調整はクラッチのセンターロックナットで行います。

例のガスケットセットの物です。(以外と使えています。再使用はできないのかもしれません。)

 

 

ガスケットを取り付け

ダウエルピンが有るか確認し、クラッチカバーを清掃し組付けました。

 

 

 

 

今日はここまでです。