皆さんこんばんわ
今日はFZR250 リアキャリパーの組み立てを行います。
前回仮組したキャリパーです。
部品交換等をしていきたいと思います。
キャリパを開けました。対向の2ポッドです。
ジョイント部にOリングがあります。
ヤマハはこのOリングの設定が有りません。
カワサキの部品を代用します。カワサキ部品番号 430491004
厚さ比較、カワサキ新品の方が明らかに厚いです。
ヤマハは潰れていると思います。
大きさ比較、ヤマハの方が外形が大きいです。
潰れて大きくなったか。
キャリバーのOリング溝を清掃、ミガキをしています。
Oリングをつけました。
合わせ面はオイルストーンでならしてあります。
Oリング相手側も同じくミガキしてあります。
Oリングを確認しながら、組み立てます。
仮にブレーキパッドを入れ、エアーでピストンを押し出し、Oリングからのエアー漏れを確認しました。
ピストンもスムーズに動き、エアー漏れもありません。
パッドスプリングを組付けました。パッド接触部にはパッドグリスを塗ってあります。
ブレーキパッドはRKのゴールデンパッドを買ってあったのを思い出し
今回はこちらを組付けます。少しは効きがよくなるといいのですが。
元々ついていたパッド、純正?
パッド面比較、サイズはほぼ同じ。
バックプレート比較
両方ともプレス加工品ですが、ブルーの方がシムプレートの抑えもあり工程が多くかかっています。
厚さはRKの方が厚いです。
キャリパのガイド面、パッドピン当たり部、シム取り付け部の仕上がりは
どちらも同じです。
パッド角部の面取りをします。
元々ついていたパッドもヤスリ掛けしましたが、RKの方が少し硬いようです。
シムプレートの平面度を確認します。
反り・変形も僅かで、OKです。
シムグリースを塗布し、シムを組付けます。
パッドにもシム接触部にグリースを塗布しています。
若干RKのバックプレートが大きいようで、シムが取り付けれませんでした。
無理に取り付けるとシムが変形します。
バックプレートのシム取り付け部で斜めになっているところが有ります。
恐らくこの部位の設計ミスでしょう。(コピー製品を作る時、マスターの製品で測定が難しい所になります。)
リューターで削りました。
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シムを取り付けました、スナップも効き、シムもバックプレートに密着します。
マッド面を脱脂洗浄します。
ピストン接触部・ピストンピンにグリスを塗ります。
パッドとキャリパ接触部にもグリス塗布し組み立てました。
次回、マスターシリンダを組み立てます。