その後、失業保険をもらって

 

半年くらい家のゴロツキをやって

 

それ以外はずっと自分の貯金で暮らしていて

 

オットには金銭的にほっとんど負担をかけていないのだけど

 

オットの、ズルは許さんゾ的な「はよ働けビーム」がすごくなったので

 

じゃぁ働くとすっか、と。

 

だけど雇われるのは人間関係がうっとうしいので、

 

フリーでやるか、というココも消去法による選択。

 

 

で、フリーで貸しサロンを利用して

 

ネイルの仕事をちびちびやって行くことになるのだけど、

 

その貸しサロンが、いわゆる王道のネイルサロン的な内装で

それでも他よりはマシだった

 

白い安っぽい空間。

 

ここじゃ、どんな素敵なアーティスティックなデザインしても

あ、私がアーティスティックなデザインできるって意味じゃないです

 

ムッチャ安っぽく見えるなー。

 

いただけるお代も天井が知れているというか。

 

 

そしてそこは、全然知らないネイリストとお客さんが

 

ネイルのデスクを時間で借りるスペースで

 

一室に3つくらいのデスクが置いてあり

 

デスク同士はパーティションで仕切ってあるだけなので

 

他の知らないネイリストとお客さんの会話が普通に聞こえてくる。

 

静かに作業したくても、隣でゲラゲラ笑ってたり

 

愚痴が聞こえてきたり、で

 

フリーのネイリストやるとしても、

 

貸しサロンは嫌だなー、とそこも消去法で

 

自分だけの場所が欲しいかも、とうっすら思い始めて。。。

 

という消去法の上に消去法を重ねた結果の個人サロンオープンなのだ。あはは

 

 

個人サロンが欲しい!と一直線に来たエネルギーとは

 

全く違うエネルギーとも言い難い何かw

 

 

そもそも働きたくない人がやってるから

 

ちょっとでもメンドーなことや、ややこしい事があると

 

すぐにくじけるw

 

東京都からの融資の書類とかも鬼クソ面倒だったし

 

設計事務所とのやり取りも、

 

文句や指示をしたくない私にとっては闘いとしか言えない

 

モーレツな煩雑さに満ち満ちていて

 

無理やりファイティングポーズをとって自分を奮い立たせての対応。

 

 

それらの事はオープンしてしまえば終わるけど

 

これからはまた別の、そして想像もしないようなチョーゼツ面倒な事どもが

 

ビュンビュンやってくるんだろーなー、

 

これからも、日常的にやめたいと思うに違いない、と、

 

そんなやめたい人の店に人がくるワケ無かろう!と思うのだ。

 

 

 

逆に、そんな鬼クソボンバーでめんどーな事を

 

ここまでホンッッッッッットよく頑張った!

 

カンドーしたッッッッッッ!

 

って言ってやりたい、自分に。

 

 


つづく