何年も前に佐藤雅彦さん

(「ピタゴラスイッチ」「だんご3兄弟」「バザールでござーる」の生みの親)の

 

毎月新聞という本(エッセイ?)を読んだ事がある。

 

その中で「じゃないですか禁止令」というお話があってすごく感動した覚えがあるので紹介したい。

 

 

私の記憶なので実際は違うかもしれないけど

 

それでも一応書いてみると、

 

佐藤さんは会話している相手から「○○って△△じゃないですか〜」と言われると違和感を覚える、と。

 

その言い回しは、あたかもみんなが知っている周知の事実のような錯覚をもたらすし、

 

それを知らなくても知らないと言いにくいし、その意見が違うかなと思っても反論しにくい。

 

だからその発言者の有利な方向に会話が運ばれる可能性、つまり受け手は言いくるめられる可能性がある、という内容。

 

 

 

これ読んで、なるほどーーーと唸りましたよね。

 

それ以降「じゃないですか」を言う人と聞く人と観察していると

 

確かにその構図になっているし、

 

策士的な人が「じゃないですか」を言う場面多いなぁと感じた。

 

 

面白くないですか?

 

佐藤さんの視点、ホンットおもしろいなーーと思ってしまった。

 

 

 

そして、ふと我に返った時

 

今まで「じゃないですか」に言いくるめられてきた自分にムカムカしたしw

 

それからというもの「じゃないですか」が気になって「じゃないですか」に敏感に反応するようになってしまい

 

「じゃないですか注意報」が発令したまま今に至るのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全然カンケー無いけど2016年8月に行われた

「最後のリッツパーティー」の時の写真w