同い年の友人が突然この世を去りました。
彼女のことは
ほんの三年前までは知りませんでした。
出会ったきっかけは高校の同窓会。
お菓子とお酒が好きなメンバーが集まり、多ければ月一回、みんなで遊びに行くようになりました。
いまはコロナでなかなか行けませんが…
この写真は、
去年の11月に彼女も含め数人で行った天橋立です。
とても人見知りするひとでした。
私もそうなんですよー(最初は)
一緒に行動を共にするごとに、話をするようになりました。
去年夏頃みんなでご飯を食べに行ったとき
たまたま私の前に彼女が座りました。
そのとき悩みを打ち明けてくれました。
たくさん悩みがある人でした。
考えても仕方がない学生時代の後悔
老後の不安
そして身体の不安
コンプレックス…
笑い飛ばすことが出来る内容ではありませんでしたが、考えても仕方がないこともありました。
しんどいんだろうなと思いました。
共感できることも多く、
お酒も入って色んな話をしました。
うろ覚えですが
『生きていくってしんどいこと多いね』
『でもこういう楽しいこともあるからさ』
というようなことを言い合ったと思います。
最後はかなり元気になってくれて
いい友人が出来たと思いました。
その後、
高校グループのメッセンジャーで交流を持ち、やりとりをたくさんしました。
メッセンジャー上ではとても活発な人ですが
会って話すと物静かでこそっと面白く、
かわいらしい人でした。
日々活発な彼女の投稿がぴたりと止まった1日がありました。
そしてもう1日。
その次の日に彼女は亡くなっていました。
遺影は彼女のお気に入りが準備されていて、
お葬式の形も遺族に向けて指示があったようです。
『亡くなった』と聞かされたとき、ポカンとしてしまいました。
わけがわかりませんでした。
『だれのこと?』て感じでした。
彼女が一番登場していたメッセンジャーから、彼女はパタッと消えました。
彼女が亡くなったと思われる日、
緊急事態宣言が明けた頃を見計らっての遊びの話がメッセンジャー上で提案されたところでした。
でも彼女は話に寄ってこない。
その筈です、もう亡くなっていたんだね
みんなと遊ぶことを何よりも楽しみにしていた人。
遊びの話がもうちょっと早く出ていたら死ななかったかな?
そう思うとコロナ憎しです。
お葬式には行かず、仕事の最中合掌しました。
彼女の気持ちを想像すると辛くなり、
しばらくぼぉっと過ごしていました。
わたしもこのご時世酷く疲れることもあるけれど、絶対死なないぞ、と思いました。
死んで花実が咲くものか、です。
とても悲しいけれど、去る者日々に疎しです。
早く亡くなった方は心に残りますが、
日々流され生きているうちに思い出す頻度は減っていきます。
もちろん、その方たちのぶんまで
しっかり生きていこうと思いますが。
羊毛フェルトたち、またまた作りました。
我が作品ながら癒されます
長々と読んでいただき有り難うございました。
(^人^)